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若桜鉄道 観光列車「昭和」出発式典 開催のお知らせ/2018年3月4日(日)若桜駅・郡家駅にて

(2018/2/21)

カテゴリ:イベント

リリース発行企業:鳥取県

若桜鉄道 観光列車「昭和」出発式典 開催のお知らせ/2018年3月4日(日)若桜駅・郡家駅にて

「ななつ星in九州」の工業デザイナー水戸岡鋭治氏がデザイン!

 若桜鉄道株式会社(鳥取県八頭郡若桜町若桜345番地2)は、工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザインを手がけた観光列車「昭和」の運行を2018年3月4日(日)から始まることを記念し、出発式典を若桜(わかさ)駅と郡家(こおげ)駅にて開催します。


 
観光列車「昭和」外観イメージ

 本列車は、1987年の若桜鉄道開業時に購入した車両の1つを観光列車に改装し、減少が続く利用者の確保と観光客の誘客を目的に運行するものです。車両デザインは、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」を手がけた水戸岡鋭治氏が担当。外観は沿線を流れる川や水をイメージした「青色」をベースに、車両のシンボルマークには春に車窓から見える「桜」が付けられました。毎週日曜に運行する旅行ツアー限定の観光列車はすでに9月末までの運行が決まっており、全国の鉄道ファンから注目を集めています。

 出発式典では、鳥取県平井知事や石破衆議院議員によるテープカットや、地方鉄道と地域活性化をテーマにした水戸岡氏の記念講演などを開催。また、3月1日(木)には、運行に先駆けて試乗会及び内覧会を開催します。

 近年、若桜鉄道では利用者が低迷する中、SL運転体験やピンクの蒸気機関車など、SLを観光の目玉とする誘客も行っています。鳥取県では、若桜鉄道をはじめ、地域の観光・経済団体などの活動に賛同し、官民一体となった様々なイベントを企画し、県内の魅力を発信しています。


若桜鉄道 観光列車「昭和」出発式典概要

・日時:2018年3月4日(日)8時45分~(若桜駅)、9時45分~(郡家駅)
・会場:若桜駅、郡家駅内「ぷらっとぴあ・やず」
・運行時間:
 【往路】若桜駅 9時15分発~郡家駅 9時45分着
 【復路】郡家駅 10時45分発~若桜駅 11時15分着
・主な内容:
 ▼若桜駅
 8:45~開会、主催・来賓挨拶、来賓紹介
 9:00~列車入構、テープカット、記念撮影
 9:15~列車出発、地元有志による演舞披露
 ▼郡家駅
 9:50~ 水戸岡氏記念講演(テーマ:地方鉄道が地域活性化にもたらす役割)
 10:35~地元有志による演舞披露
 10:40~列車乗車

・主催:若桜鉄道株式会社
・HP:http://www.wakasa-railway.com/showa/


観光列車「昭和」試乗会及び内覧会概要

■車両試乗会
・日時:2018年3月1日(木)
・場所:
 コース1.若桜駅9:30発→郡家駅10:00着
 コース2.郡家駅10:45発→若桜駅11:15着 ※途中下車不可
・参加者:120名(各コース60名)※申込終了

■車両内覧会
・日時:2018年3月1日(木)11:30~16:00
・場所:若桜駅1番線ホーム
・料金:無料※どなたでもご覧いただけます。


観光列車「昭和」概要

【運行目的】

観光列車「昭和」内装イメージ
 昨年10月に開業30周年を迎えた若桜鉄道(株)は、減少が続く利用者の確保と県内外から多くの観光客の誘客を図るため、4両ある車両のうち3両を2017年から1両ずつ「昭和」に改装し、運行します。今回、1両目の「昭和」がデビュー。普段は通勤・通学の利用者向けに運行し、毎週日曜日は、旅行ツアー限定の観光列車として運行します。
※ツアー内容は、主催旅行会社によって異なります。

【コンセプト・デザイン】

「桜」の車両シンボルマークイメージ
 「新しくて懐かしい鉄道の旅」をコンセプトに、デザインはJR九州豪華寝台列車「ななつ星in九州」など、数多くの観光列車を手掛けている工業デザイナー水戸岡鋭治氏が担当。外観は沿線を流れる川や水をイメージした青色に統一され、沿線各駅で咲き誇る「桜」が車両シンボルマークとして付けられました。また、車内は座席や床、窓枠などに木材を可能な限り使用することで、レトロ調の温かみのある空間となっています。

【運行エリア】
 鳥取県の郡家駅~若桜駅間の9駅19.2kmを走行。沿線には、2008年近代化遺産として国の登録有形文化財となった駅舎や転車台などの23施設があり、沿線が丸ごと登録有形文化財となるのは、全国で若桜鉄道が初めてです。また、車窓からは昭和時代の原風景をお楽しみいただけます。
・途中停車駅
郡家(こおげ)→八頭高校前(やずこうこうまえ)→
因幡船岡(いなばふなおか)→隼(はやぶさ)→安部(あべ)→
八東(はっとう)→徳丸(とくまる)→丹比(たんび)→若桜(わかさ)

【列車名由来】
 列車名「昭和」は、若桜鉄道沿線に国鉄線として開業した昭和初期の駅舎や昭和時代を彷彿させる景観が多数残っていることから、「昭和」と名付けられました。

【観光列車「昭和」関連グッズ】

キーホルダーイメージ
 運行に合わせて、関連グッズが登場します。デザインは、車両と同じ水戸岡氏によるもので、マグカップやピンバッジ、ポストカードなど若桜駅や郡家駅などで販売。



若桜鉄道の取り組み


過去の「ピンクSL」の様子
 若桜鉄道では、鉄道の魅力を発信することで、地域活性化に貢献しています。 2016年から、5月1日「恋の日」にちなんで、期間限定でピンク色にコーティングされた「ピンクSL」が期間限定で登場。思わず写真に撮りたくなるようなこのSLを一目見ようと、昨年の展示期間中は県内外から約2,000人が来場し、全国的なニュースになりました。

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