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(2018/5/7)
カテゴリ:イベント
リリース発行企業:NACS-J
■四国のツキノワグマは近年、十数頭しか確認されておらず、20年後に絶滅する確率は6割以上という研究結果もある。環境省レッドリストで「絶滅のおそれのある地域個体群」とされており、保全が必要な動物。
■同様に絶滅のおそれのある個体群を抱える、韓国および台湾での国家的取り組みを紹介しながら、今後の四国の保全の方向性について議論
公益財団法人日本自然保護協会(会員約2万4千人、理事長:亀山 章)は、日本クマネットワーク(JBN)、四国自然史科学研究センターと協働をして、四国で絶滅が危ぶまれているツキノワグマの保全について、韓国からのスピーカーも招き、幅広く議論をするシンポジウムを開催いたします。
<開催概要>
開催日時:2018年5月27日(日)10:00-17:00
開催場所:東京農業大学アカデミアセンターB1F 横井講堂(世田谷キャンパス)
参加費:無料
主催:日本クマネットワーク(JBN)
共催: 認定特定非営利活動法人四国自然史科学研究センター、公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)、東京農業大学
後援(予定):高知市立わんぱーくこうちアニマルランド、(公財)愛媛県動物園協会、とくしま動物園北島建設の森、高知県のいち動物公園協会、四国森林管理局、環境省中国四国地方環境事務所、高知県、徳島県、日本哺乳類学会、日本野生動物医学会
※このシンポジウムは、独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受けて開催します。
<当日プログラム>
【開会あいさつ】大井 徹(JBN代表)
【はじめに】四国のクマの置かれている現状(四国自然史科学研究センター 山田 孝樹)
【第一部】保全のための具体的な取り組み 10:30~12:10
韓国の絶滅危惧種であるツキノワグマのための保全の取り組み “Conservation efforts for endangered Asiatic black bears in South Korea“(逐次通訳)(韓国国立公園公団 Jeong Dong-Hyuk)
生息環境の質の向上としての給餌を考える(東京農業大学 山﨑 晃司)
域外保全と補強による四国のツキノワグマの保全は可能か?(国立環境研究所 大沼 学)
(休憩12:10~13:10)
【第二部】保全のための地域との合意形成 13:10~15:30
四国のツキノワグマ保全にむけたJBNの取り組み―不安や負担だけを押しつけないために―(酪農学園大学 佐藤 喜和)
絶滅危惧種タイワングマ保全のためのアウトリーチおよび教育プログラム “Outreach and education programs for conserving endangered Taiwan Black Bears”(逐次通訳)(台湾国立屏東科技大学 Hwang Mei-Hsiu)
コウノトリの野生復帰と地域社会(兵庫県立大学 山室 敦嗣)
四国での地域への普及啓発の方向性(NPO birth 亀山 明子)
【第三部】総合討論 15:40~17:00
これから四国で検討されるべき保全のアクション(コーディネーター大井徹・JBN代表)
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