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(2018/5/10)
カテゴリ:調査レポート
リリース発行企業:株式会社 千趣会
~家事として食器洗いを行なっている女性2230人に調査。今後食洗機の導入意向は20%、フルタイム勤務者が高い~
株式会社千趣会(本社:大阪市 代表取締役社長:星野裕幸 以下千趣会)が運営するベルメゾン生活スタイル研究所では、女性の生活意識アンケート調査「ウーマンスマイルレポート」を実施しています。
働く女性の増加に伴い、昨今、注目されている時短家電。なかでも、食器洗い機は日本で家庭用が発売されて60年が経過し、あらためて注目されています。そこで住宅事情も含め、実際に食器洗いをしている女性生活者に聞いてみました。
●実施時期:2018年3月23日~3月29日、回答者:ベルメゾンデッセ会員女性2230名(20代73名、30代468名、40代822名、50代718名、60代149名)
【調査結果サマリー】
http://www.b-desse.jp/report/3154/?DM2_KBN=des_press_180510_01
◆食洗機所有者は全体の3分の1。所有者の4人に1人は使っていない!
家事として食器洗いを行なっている女性の3人に1人が自宅に食器洗い機があるとの回答でした。
しかし、自宅に食器洗いがあるものの使っていないと回答された割合は、実に所有者の4人に1人でした。
Q)ご自宅に食器洗い機はありますか?また、現在お使いになっていますか?
◆食洗機があるにもかかわらず使っていない理由 6割が「手洗いした方が早い」
自宅にある食洗機があるにもかかわらず、使用していない理由としては、「時間がかかる」というものが最も多く、次いで「少量のみで使うと効率が悪い」があがりました。
◆所有率に大きな差が見られたのは、住宅事情の違い
一戸建て、集合住宅を問わず、持ち家住宅に住む回答者では4割以上が食洗機を所有しているのに対し、賃貸住宅に住む回答者の所有率は、1割に満たないものでした。
食洗機の導入は、家の購入のタイミングで考える人が多いのかも知れません。
自宅にある食洗機が入居前から設置していたものなのか、後から設置したものなのか、それぞれ使用状況をみてみると入居前から設置されていた食洗機は後から設置したものと比べ、使用されていない割合が高いことがわかりました。必要に迫られて設置したのではなく、あらかじめ設置してあったという人は、使わずじまいになっている割合が高いようです。
◆6割が、食洗機を使う前には想像していなかった、よかったことがあると回答
一方で食洗機を使う前には想像していなかったメリットを57.5%が感じており、食洗機での洗い上がりが想像以上にきれいだったという声が目立ちました。食洗機用洗剤に研磨剤が含まれているものがあるためか、ガラス食器などのくすみが取れ、ピカピカになった驚きは想像以上のものだったようです。他にも、食器洗いを配偶者が手伝ってくれるようになったという回答もありました。
◎食洗機を使う前には想像していなかった、よかったこと
手洗いでは絶対にできない、洗い上がりのピカピカ具合に感動しました。特にガラス製品はピカピカ。(32歳/専業主婦)
ガラス製のコップのくすみが綺麗に取れた。(35歳/専業主婦)
洗った後の食器が、きゅっきゅする(43歳/専業主婦)
想像以上にきれいに洗えています。洗剤にもよるのかもしれませんが、茶渋がほとんどつきません。(52歳/パートタイム勤務)
金ざるや、ストレーナー、茶こし、万能こし器など、目の詰まった金網がきれいになる。洗剤にもよるが、薄汚れた金網がピカピカと新品のようになったのを見て感動した。もう、食器洗い機のない生活には戻れない。(58歳/専業主婦)
旦那が手伝ってくれるように。食洗機に入れるだけなら…とやってくれる。食洗機に入れないものも、これくらいなら…とやってくれる。(34歳/専業主婦)
◎使ってみて、案外不便だと感じたこと
とにかく、食器を並べるのが至難の業。お椀系があまり入らない。夫婦二人だったらギリOK。4人とか、絶対無理だと思った。(49歳/専業主婦)
食洗機の庫内のしきりがどうも使いづらく、食器をいれるのが難しい。案外食器をいれるのに手間取る。取説に書いてあるほどお皿や器は入らない。(55歳/パートタイム勤務)
量が思ったより入らないのと大皿などは入らないので、結果的には手洗いすることになる。コップなども小さいものであれば問題はないが、大きなコップなどは入らないのでそういう点は、不便だと思う。(49歳/フルタイム勤務)
◆今後の導入意向は、全体の2割。フルタイム勤務者の導入意向者が多い
今後の食洗機導入意向をもつ回答者は、「とても持ちたいと思う」「わりと持ちたいと思う」をあわせても19.9%でした。それでも、フルタイムで働く回答者は、パートタイム勤務や専業主婦の回答者よりも導入意向は高く、家事に要する時間や手間を減らしたい意向が強いことが分かります。
◆まとめ
日本では1960年(昭和35年)、松下電器産業(現・パナソニック)によって家庭用の食器洗い機第一号が発売されました。それから60年、今回の調査から、3世帯に1世帯の割合で普及していること、また食洗機を所有している世帯のうち4世帯に1世帯は使用していない実態も分かりました。
これまで女性が家事として行なってきたことが、いわゆる時短家電によってとって代わり、女性の働きやすい環境が整いつつありますが、所有状況と就業状況の関係をみると、所有者のフルタイム勤務、パートタイム勤務、専業主婦の構成比は非所有者とほとんど差がありませんでした。
所有、非所有を分かつのは、持ち家か賃貸かの違い。フルタイムで働く女性の今後の所有意向は高く、家を持つタイミングで食洗機を考えるのかも知れません。
●なお、今回の調査結果では、所有、非所有、使用、非使用の回答者属性や、世帯構成、世帯人数が影響していることもわかりました。詳細はベルメゾン生活スタイル研究所のホームページ内【アンケートレポート】内をご覧ください。
http://www.b-desse.jp/report/3154/?DM2_KBN=des_press_180510_02
※ここに掲載されている情報は、発表日時点の内容となります。
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