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【年間500棟のデザイン住宅を手がけるテクノロジーハウスメーカー(株)タツミプランニング】初の木造による高齢者向けグループホームを竣工、中大規模木造建築に進出!

(2018/5/11)

カテゴリ:経営情報

リリース発行企業:株式会社タツミプランニング

【年間500棟のデザイン住宅を手がけるテクノロジーハウスメーカー(株)タツミプランニング】初の木造による高齢者向けグループホームを竣工、中大規模木造建築に進出!

~土地活用希望者と街を繋げ、地域に根づいたハウスメーカーを目指す~

 高気密・高断熱の魔法びんハウスを中心に年間500棟のデザイン住宅を手がける株式会社タツミプランニング(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:米山 茂)は、中大規模木造建築に進出し、初の木造中大規模建築物となる、認知症対応型共同生活介護施設および小規模多機能型居宅介護施設を2018年3月20日に竣工したことをお知らせいたします。



 2010年に「公共建築物等木材利用促進法(公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律)」が施工されて以来、地球環境配慮や地域貢献の観点から、国を挙げて中大規模建築物の木造化が推進されています。一方で、コスト面や防耐火規制、設計施工のノウハウ等が懸念となり、2016年度に着工された公共建築物の木造率(床面積ベース)は11.7%に留まる※など、未だに普及が進んでいない状況が続いています。

 本プロジェクトは、かねてから地域に根づいたハウスメーカーを目指してきた当社の「街をつくる家づくり」の理念に基づき竣工した、当社初の木造中大規模建築です。高齢者の暮らしやすさを考えた建築家による優れた設計を、これまで当社が施工してきた木造集合住宅の経験やノウハウを活かす高い技術で実現し、“居住者同士が存在感を感じられる”“あたたかみがあり居心地が良い”木造建築ならではの快適性を引き出した施設となります。なお当社は、本建築を足がかりに、建築家と協働しながら今後も高齢者向け施設やこども向け施設など地域社会に貢献する木造中大規模建築の普及と施工数拡大を目指してまいります。

 タツミプランニングは、遊休地を再生し街と繋げる“街をつくる家づくり”を通じて、地域に根づいたハウスメーカーとして地域社会への貢献を目指します。

※出典:建築着工統計調査(国土交通省)平成28年度計

【施設概要】
種別:    認知症対応型共同生活介護施設(ヒューマンライフケア下永谷グループホーム)
       小規模多機能型居宅介護施設(ヒューマンライフケア下永谷の宿)
施工主:   上田八木短資株式会社
運営会社:  ヒューマンライフケア株式会社
所在地:   神奈川県横浜市港南区下永谷2-34-14
規模構造:  木造2階建、居室数27室
敷地面積:  1639.34平方メートル (495.99坪)
収容人数:  認知症対応型共同介護施設1F:12名
       認知症対応型共同介護施設2F:12名
       小規模多機能居住宅介護施設1F:24名
設計:    Kaデザイン一級建築士事務所
施工:    株式会社タツミプランニング


【グループホーム物件特長】
■リビング(共用部分)の大空間を実現

柱間の間隔を長く開けることが難しいといわれる木造でも、設計の工夫を凝らし、10m以上の長スパンを実現しました。1階、2階に大きなリビングを設け、入居者のコミュニケーションを促進する空間を意識した造りとなっています。
▲1階 リビングルーム
▲2階 リビングルーム

■木材を基調としたあたたかみのある空間
扉や床など、木材を効果的に使用することにより、あたたかみのある空間をつくりました。暮らす場所として、ぬくもりのある場所にするため、目に見えるもの、触れるものを大切にしています。
▲居住スペース入り口
▲住居スペース

【中大規模木造建築着手の背景】
当社が27年にわたり木造住宅建築に携わる中で、特にこの2~3年で多くのRC造や大規模建築の引き合いをいただくようになりましたが、かねてから当社が最も得意とする木造へこだわり、社会に貢献したいと考えてきました。当社の得意領域である「木造建築」において、人口減少・高齢化による住宅着工件数の減少を見据えた新たな取り組みを検討している中で、本プロジェクトを皮切りに中大規模木造建築の具体的な取り組みをスタートする運びとなりました。当社ではこれまで複雑な設計を実現するため、工法の開発に取り組むなど木造建築の新しい可能性へのチャレンジや、アパート建築における木造建築物の実績のなかで蓄積してきたノウハウを活用し、今後はさらに土地活用ニーズと地域ニーズをつなげ、公共性のある中大規模木造建築への取り組みを強化したいと考えております。

【タツミプランニングの中大規模木造建築における強み】
木造建築は、増改築・解体の際に対応がしやすく、可変性が高い建築です。また、木材には調湿効果があり、あたたかみのある家をつくることができます。当社は、住宅建築で培った、敷地の特徴を活かした空間利用や、快適性のある断熱技術を中大規模木造建設でも活かし、“我が家のようにくつろげる”空間建築を実現します。また、中大規模木造建築において懸念点とされている耐火・耐震面に関しても、新築一戸建てや集合住宅における実績から得た経験値・ノウハウを活かして対応可能です。


■タツミプランニングについて
1991年創業。年間約500棟のデザイン住宅の企画・設計・施工、約300件のリフォームを手掛け、「環境エネルギー事業」を展開するテクノロジーハウスメーカーです。2015年より3年連続でグッドデザイン賞を受賞。自社の設計・デザイン精鋭チームが手掛ける、高気密・高断熱のテクノロジーハウス「魔法びんハウス」は、デザイン性だけではなく環境やコスト面を配慮しお客様のエコで快適な暮らしを実現します。2013年よりメガソーラー事業(産業用太陽光発電事業)をスタートし、エネルギーの効率利用にも力を入れています。2016年にRIZAPグループ企業となり、グループシナジーを活かして、さらなる企業価値の向上を目指しています。

社名   :株式会社タツミプランニング
代表者  :代表取締役 米山 茂
所在地  :神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5
設立   :1996年6月
資本金  :50,000,000円
URL   :http://www.tatsumi-planning.co.jp/
事業内容 :住宅新築事業・リフォーム事業・環境エネルギー事業

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