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(2018/5/22)
カテゴリ:その他
リリース発行企業:カルティエ
2018年4月26日 - カルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワード 2018の式典がカペラ シンガポール(シンガポール)で開催、6人の受賞者が発表されました。
エンゲージメントとエンパワーメントの精神に基づいて、この2018年度式典では、このイブニングイベントでのディスカッションや祝賀会のテーマである「Bold Alchemy(大胆な創造的方法)」の下に女性起業家が称えられました。昨年度に引き続き、政治と社会における男女平等の提唱者として知られるイギリスのキャスター、サンディー・トクスヴィグ氏がプレゼンターを務め、ソフィー・グレゴワ・トルドー カナダ首相夫人のビデオによる挨拶で式典は幕を開けました。
このイベントはまたカルティエ アワードにおけるTEDとの新しい提携も特徴的です。特別にキュレーションされたTEDセッションでは、マチルダ・ホー氏(Bits x Bites(ビッツ&バイツ)設立者、マネージングディレクター)、ミーガン・ファロン氏(Barefoot College(ベアフット カレッジ)CEO)、ズバイダ・バイ氏(Ayzh(アイズ)設立者、CEO)、ハッラ・トーマスドッティル氏(起業家、前アイスランド大統領候補者、前カルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワード受賞者)による対話が行われました。現在の最重要課題に対し効果的で実現可能な解決策を見つけるために、どのように具体的に取り組んでいけるかについて焦点を当てた議論が行われました。TED Instituteキュレーター、ブリーン・フリードマン氏が進行を務め、バイオリニスト、ジンガー・シャンカー氏による素晴らしいパフォーマンスで第一幕を閉じました。
この議論の後、2つの興味深いパネルディスカッションが行われました。1つ目は、H.E シェイカ・ルブナ・ビント・ハリド・アル・カシミ氏 (ゼイド大学総長)とカルティエCEO、シリル・ヴィニュロンによるもので、カルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワードについてや、グローバル・シチズンシップ時代における文化多様性の重要性についての意見が積極的に交わされました。2つ目は、アニューシャ・アンサリ氏(プロデア・システムズCEO、女性初の民間宇宙旅行者)、シンタ・カムダニ氏(シンテサ・グループCEO)、イリアン・ミホフ氏(INSEAD学長)によるもので、女性が起業家機会を得られやすくするための実践的なサポート体系の推進についての議論が行われました。
そして、シリル・ヴィニュロンにより、130か国以上(今回オーストリア、カメルーン、パキスタンが初参加)の2800近くの志願者の中から、独立した国際審査員により選出された6人の受賞者が発表されました。
• アジア太平洋:スワティ・パンディ(インド)
Arboreal Agro Innovations(アルボレアル アグロ イノベーションズ)
工業規模の垂直的に統合された、ステビア(100%天然の砂糖代替甘味料)生産業者。
• ヨーロッパ:クリスティナ・ツヴェタノヴァ(オーストリア)
Blitab Technology(ブリタブ テクノロジー)
視覚障害を持つ人のための触感タブレット。
• ラテンアメリカ:パウラ・ゴメス(ブラジル)
Epistemic(エピステミック)
てんかんの発作を、最大25分前に察知し、患者や介護者に警告するデバイス。
• 中東・北アフリカ:シルウン・シャミジアン(レバノン)
Kamkalima(カムカリマ)
人工知能とデータ分析を使用して、アラビア語の学習と指導を行うオンラインプラットフォーム。
• 北アメリカ:イーディン・ユー(アメリカ合衆国)
Twiage(トウィアージュ)
救急車から病院へのリアルタイムデータの送信を可能にするデジタルプラットフォーム。
• サハラ以南アフリカ:メリッサ・バイメ(カメルーン)
Infiuss(インフィウス)
献血を募り、病院に届けるオンライン血液バンク。
6人の受賞者は賞金10万USドルが授与されます。
また、今年度から新しく残りのファイナリスト12人は3万USドルが授与されます。
6人の受賞者および12人のファイナリストは個別のビジネスコーチング、メディアへの露出やネットワークづくりの機会に加え、INSEAD エグゼクティブ プログラム(ISEP)への参加資格が与えられます。
カルティエ インターナショナルCEO、シリル・ヴィニュロンにより、受賞者を称えた拍手が観客よりおくられ、世界中の女性起業家と卓越した創造性のサポートに対するカルティエの長きに渡るコミットメントについて触れ、メゾンの価値観をどのように反映しているかについて述べました。
「この賞により、当メゾンは、女性のエンパワーメントに対する努力を世界に注ぎ、カルティエの価値観を反映することを目指します。実際に、変化を導く好奇心、大胆さ、意志と世界に開いた精神は、古くから当メゾンのDNAを構成するものです。このような女性たちと夢や人生を共有することは、私たちのアイデンティティと責任の一部です。」
「INSEADは、10年以上に渡る長期パートナー提携を経てシンガポールのアジアキャンパスで2回目のカルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワード(CWIA)を開催できることを喜ばしく思います。CWIAは、INSEADの揺るぎないコミットメントと、ジェンダーダイバーシティの長い歴史と共鳴しています。卓越した起業家精神、才能、ダイナミックさ、未来へのビジョンにより、審査員と観客に強力で持続的なインパクトを与えた受賞者とファイナリストを称えたいと思います。」
と、INSEAD学長、経済学教授、イリアン・ミホフ氏は述べました。
最後に、東南アジアのマッキンゼー マネージングパートナー、オリバー・トンビー氏はこう述べました。「アジア太平洋は、すでにグローバル成長の強力なエンジンとなっていますが、男女平等の推進により、女性を貧困から救い、様々な経済的可能性を引き出し、地域のダイナミックな成長機会を強化することができます。男女平等の推進から生まれる経済効果はすべての国・地域で大きな成果を上げ、2025年の年間総合GDPは4兆5千億ドル、従来のビジネス体系に比べ12%の上昇となるでしょう。」
2006年に創設されたカルティエ ウーマンズ イニシアチブ アワードは、あらゆる国とセクターにおいて強力な社会インパクトを生み出す、女性主導の営利事業に開かれています。創設以来、世界中から16,000人以上の女性が申し込み、49か国から198の事業が400人近くの審査員とコーチにより支援されています。
受賞者のプロフィールはこちら:www.cartierwomensinitiative.com
プログラムの詳細と受賞者のビデオメッセージはこちら:
www.cartierwomensinitiative.com
https://www.digitalnewsagency.com/stories/12149
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