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(2018/5/22)
カテゴリ:調査レポート
リリース発行企業:ドリームエリア株式会社
ドリームエリアは6月下旬、GPSなどの位置情報によって危険を未然に防ぐ児童見守りサービス「みもり」の提供を開始予定
システムの企画・開発・運用・保守や、地域コミュニティーサービス「マチコミ」(http://mail.machicomi.jp/ )を展開するドリームエリア株式会社(本社:東京都 渋谷区、代表取締役:寺下 武秀、以下 ドリームエリア)は、子どもの安全に関するアンケート調査結果を公開いたしました。また、ドリームエリアでは6月下旬に、GPSなどの位置情報によって危険を未然に防ぐ児童見守りサービス「みもり」(http://mimori-ai.jp/)の提供を開始する予定です。
子どもの安全に関するアンケート調査結果
今回、「マチコミ」ユーザーを対象に行ったアンケートでは、「子どもにとって危険だと思う場所」や「子どもが不審者に遭遇した経験」などを調査しました。その結果、44%の方が子どもの登下校時の通学路を危険だと感じており、実際に子どもが不審者に遭遇したことがあると回答した人は10人に1人にのぼるという結果となりました。
(調査概要)
調査対象期間:2018年4月26日~2018年5月1日
調査方法:インターネット調査
調査対象:「マチコミ」利用者 有効回答者数 38,782名(お子様がいらっしゃる保護者)
■44%の保護者が通学路を危険だと感じている
子どもが危険に遭いやすいと思う場所について質問したところ、全体の44%の方が「登校時の通学路」「下校時の通学路」と回答しました。通学路には、人通りがあまりない場所や道幅の狭い場所も少なくありません。子どもが毎日通る場所でもあり、不安を感じている方が多いことが見て取れます。一方で「その他」と回答した方も26%となり、学童や習い事等、子どもの生活スタイルが多様になっていると言われる昨今、子どもの行動範囲も多様になっていることが想像されます。
■およそ10人に1人の子どもが不審者に遭遇経験あり
「過去1年の間に子どもが不審者に遭遇したことがある」と回答した人は全体の8%となりました。9割の方は「ない」と回答したものの、およそ10人に1人の子どもは不審者に遭遇したと思われる経験をしていることが明らかとなりました。
■子どもが危険な場所にいても
「不審者と誤解されるため声を掛けない」方が10人に1人
危険な場所にいる子どもに対して「安全のために声かける」と回答した方は全体の68%となった一方で、「声をかけない」と回答した方は23%となりました。声をかけない理由として、9%、およそ10人に1人が「不審者と誤解されるので声をかけない」と回答。昨今、都市部を中心に地域住民の繋がりが弱まっているとも言われている中、その時代背景を象徴するような結果となりました。
■86%の保護者が「子どもの居場所を把握したい」
「子どもの居場所を把握したいと思う」と回答した方は、「常に思う」(43%)「たまに思う」(44%)を合わせて全体の87%、実に9割近くにまでのぼりました。
児童見守りサービス「みもり」について
ドリームエリアが2018年6月下旬に提供予定「みもり」( https://mimori-ai.jp/ )は、子どもの見守り専用デバイスで、保護者のスマートフォンに専用アプリをインストールして「みもり」と連動させ、子どもを見守るサービスです。行動管理はもちろん、危険な場所に侵入した時に大人に代わり「みもり」が音声で子どもに警告を発します。
■「みもり」の特長
(1) 危険な場所に侵入した際、“音声”で子どもに警告
子どもにとっての「危険な場所」は地域によって細かく異なりますが、ドリームエリアは、その地域の保護者からの口コミによるリアル且つ最新の地域の危険な場所のデータを豊富に蓄積・所有しています。このデータベースを利用し、子どもが危険な場所に侵入すると、保護者に通知すると同時に、自動で「みもり」が音声で警告メッセージを鳴らして子ども自身へ注意を促します。音声は子どもの年代に合わせて複数パターン用意しています。地域の大人と一緒に「みもり」が子どもを守ります。
(2) AIを活用し、子どもが普段と違う行動パターン等を検知すると保護者にプッシュ通知
「みもり」は、AIにより子ども一人ひとりの行動パターンを学習し、普段と違う行動パターン(いつもと違うルート、子どもの徒歩ではない速度など)が検知された場合は保護者に代わり子どもに音声で注意を促すと同時に、保護者のスマートフォンにも知らせます。また、保護者が指定したエリア(自宅、学校など)に子どもが入った時や離れた時に保護者のスマートフォンにプッシュ通知でおしらせします。
(3) 子どもの安全を守るための様々な機能を搭載。緊急ボタンで保護者に現在地を送信
昨今、子どもにまつわる事件・事故が後を絶ちませんが、「みもり」では子どもの安全を守るために様々な機能を搭載しています。「みもり」の緊急ボタンを押すと、保護者に現在地を送信して助けを求めることができたり、徒歩以上の不自然な速度での移動を検知した場合、保護者に警告を発します。また、「みもり」から「現在地を送信しました」等の音声を再生することで、事件・事故を未然に防ぐ手助けをします。
(4) 迷子防止にも利用可能
Bluetoothによる通信機能も搭載しており、子どもと保護者が一定以上(10m前後)離れたときに保護者にアラートを送信することができます。
(5) 普段から防災対策を。避難所マップを搭載
保護者のスマートフォン上で、子どもがいる場所周辺にある避難所の位置を、地図で確認することができます。
■「みもり」初公開となるイベント出展について
2018年5月23日(水)から東京ビックサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2018」に出展し、みもりを初公開します。詳細は下記よりご覧くださいませ。
http://mimori-ai.jp/
■ドリームエリア 代表取締役 寺下武秀のコメント
インターネットの普及により、今までのライフスタイルが急速に変化しています。核家族化やネット通販の拡大による外出の減少で商店街はシャッター街となり、街に子どもたちを見守る大人が少なくなっており、子どもの安全の見守り方が転換期を迎えています。また、世界的にサイバー攻撃・サイバー犯罪が多く発生し、サービスの安全をいかに守るかが課題となっています。
その一方で、私どもの運営する「マチコミ」において不審者に関する情報は増える一方です。そこで我々は、学校向け連絡網アプリ「マチコミ」の200万人の会員の口コミと今までのビックデータを分析し、マチコミと連動した見守りサービス「みもり」を開発しました。地域の情報を活かした「みもり」により、子どもの保護者・学校に価値の高い見守りサービスを提供できると考えています。「みもり」は子どもの現在地を知るだけではなく、地域の大人に代わり、「みもり」が子どもに注意を促します。地域と皆様と一緒に子どもたちが安心して生活できる環境作りを目指します。
ドリームエリアは引き続き、安心安全なIoT社会を実現するサービス開発を進めてまいります。
【ドリームエリア株式会社について】
ドリームエリアは、2001年にインターネットシステム会社としてスタートしました。2005年、「子供が安心して暮らせる街づくり」をコンセプトに「マチコミ」事業を開始。「子供に教えておきたい不審者遭遇時の対処法」や「親として普段気を付けること」等の安全管理に必要な情報を始め、 様々なお役立ち情報や地域固有の情報等を掲載し、地域を通してのコミュニケーションを活性化させ、 少しでも不審者等の問題が起こりにくい「街づくり」へのきっかけとなればと考えています。現在、「マチコミ」は全国47都道府県で、64の教育委員会、公立小学校をはじめ8,509の施設に導入いただいていています(2018年5月現在)。
【ドリームエリア株式会社 会社概要】
社名:ドリームエリア株式会社 Dreamarea,Inc.
本社所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷二丁目12番9号 エスティ青山ビル4階
設立日:平成13 (2001) 年4月25日
代表者:代表取締役 寺下 武秀
資本金:100,000,000円
事業内容:不審者情報システム「マチコミ」の運用、モバイルコンテンツの企画・開発
サーバー構築と運用保守、飲食店舗の運営
URL:http://www.dreamarea.com/
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