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(2018/5/23)
カテゴリ:イベント
リリース発行企業:東京ガス株式会社
地球温暖化防止等に寄与する近年注目の「アマモ」を知っていますか?
東京ガス株式会社(以下、「東京ガス」)は、金沢八景-東京湾アマモ場再生会議が行うアマモ場再生活動に賛同し、「森里海つなぐプロジェクト(以下、本プロジェクト)」の一環として昨年からこの活動に参加しています。このNEWSLETTERでは活動開始から2年目となる本活動の様子やこの取組みの概要についてお伝えします。
「森里海つなぐプロジェクト」は地球温暖化防止に向けた対応として、私たちの暮らしを豊かにしてくれている「森」、「里」、「海」を守る環境・社会貢献活動です。
■2017年の開催から延べ515名が参加!
2017年6月に初めてアマモ場再生活動として花枝採取を行い、2017年11月にはアマモの種蒔きを実施、今回5月20日の活動とあわせて東京ガスグループ社員とその家族を中心に一般申し込みを加えた活動参加人数は延べ515名となりました。
東京ガスは国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に2030年度まで継続してこのような環境・社会貢献活動を行う予定で、「森里海つなぐプロジェクト」を通じ持続可能な暮らしやまちづくりに貢献してまいります。
■当日の活動・参加者の様子
開会式:参加者は熱心に専門家のお話に耳を傾けていました!
アマモの花枝採取の様子1.:親子でがんばりました!
アマモ花枝採取の様子2.:「アマモってこういう植物なんだ!」
集合写真:みんなで楽しく、環境貢献活動ができました!
■そもそも「アマモ」ってなに!?
アマモは浅い海底に生える種子植物です。光合成を通じてCO2を吸収・固定し地球温暖化対策になる他、水質浄化や水中の生き物が隠れるための場・産卵の場を提供し、生物多様性保全にも寄与することから近年注目されています。本プロジェクト以外にも宮城県松島湾、千葉県三番瀬、広島県広島市など、日本各地でアマモ場再生による環境貢献活動が行われています。
■海洋環境専門家がアマモ場再生を指南
当日はテレビ番組出演でもよく知られる海洋環境専門家の木村尚(きむらたかし)氏進行のもと、参加者はアマモの種が付いている花枝(かし)採取を行いました。参加者からは「今回は波で水の透明度が低く、手探りでアマモを探したが結構難しかった。」「環境のため役立てると思って、がんばって採った。」などの声が聞かれました。今回採取した花枝は水槽の中で数か月熟成させ、落ちてきた種を集めて11月頃に海中に播き、アマモを増やしてアマモ場再生につなげていきます。
※2017年初回以来の延べ花枝採取実績:1800本
■海のことを学び、そしておいしくいただきました
花枝採取の他にも、曳き網を行なって網に入った海の生き物の観察を行ったり、地元漁師の斉田芳之氏のお話を聞くなど、アマモや海などの自然と人びとの暮らし、その関わり合いについて理解を深めました。
またお昼も近づいた活動の終盤には、海と自分たちの暮らしのつながりを感じていただくことなどを目的に、地元金沢湾産のワカメと横浜市内の味噌蔵の味噌を使った地産地消の味噌汁を提供しました。参加者からは「横浜でワカメが採れることを初めて知った。」「活動で冷えた体に味噌汁がありがたかった。」という声が上がりました。
■東京ガスグループはこれからも環境・社会貢献活動に取り組みます!
本プロジェクトでは、今後もお客さま、自治体、NPOなどとの「つながり」を広め、深めながら、持続可能なまちや暮らしに貢献してまいります。
http://www.tokyo-gas.co.jp/env/tsunagu/
※1
CO2吸収源として注目され生物多様性の保全にもつながるアマモについて、NPO法人海辺づくり研究会の協力を得てアマモの花枝採取と種蒔き活動を実施します。
※2
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