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“民泊新法”施行(6月15日)直前緊急アンケート

(2018/5/24)

カテゴリ:調査レポート

リリース発行企業:アクトインディ株式会社

“民泊新法”施行(6月15日)直前緊急アンケート

子育て層の民泊利用実態調査~約2割が主に国内で利用

アクトインディ株式会社(本社:東京都品川区 代表:下元敬道)が企画運営する、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」( https://iko-yo.net)は、6月15日の「住宅宿泊事業法(民泊新法)」の施行を前に、子どもを持つ全国の保護者を対象とした民泊利用実態に関するアンケート調査を実施しました。




【総括】
今年6月15日に施行される「民泊新法」。増加する訪日客の受け皿として注目されている一方で、ビジネスパーソンの出張先での利用など国内における日本人の利用も増えてきた。そこで今回は、子どものいる家庭での利用実態を調べてみたところ、約2割が家族旅行で利用した経験があるという結果がでた。

2割という数字は想定以上だった。まして利用経験者の多くは国内での民泊利用だった。訪日観光客の増加で国内のリーズナブルな宿泊施設が不足していることも要因だと推察できるが、子育て層に民泊が一定程度浸透していることが読み取れる。

民泊で重視する項目のトップは「価格」。教育費や食費などお金のかかる世代ゆえ節約志向は当然。ただし、「大人数で宿泊できる」というハード面での民泊の強みも26%。さらに自由回答を見ると、民泊ならではの特徴を理解して利用していることがわかる。

民泊利用者からは、子どもに色々な体験をさせたいので宿泊費用を抑えてその分レジャーなどにお金をかけたいという思いがある一方で、「調理施設がある」「ホストや他の宿泊者との交流がある」というような民泊ならではの「宿泊体験」も評価している。民泊運営者には、いたずらに価格競争に走るのではなく、民泊だからこそできる「体験の提供」を、ハード面・ソフト面で工夫してもらいたい。

今回の調査からは、民泊はインバウンド客向けだけでなく、子育て層の関心も高いことが読み取れる。民泊関係者は、「子連れで利用できるかどうかの情報提供」、さらには「子育て家族だからこそ民泊が適している」という発信を国内向けにも検討してはどうか。子育て層のニーズを汲み取ったサービス提供ができるかどうかで、今後の民泊市場の景色が大きく変わっていくのではないだろうか。

(調査・分析:王麗華)

【本リリースのポイント】

1. 家族旅行における民泊利用状況


家族旅行における民泊利用は約2割、価格の安さと大人数宿泊が魅力
利用経験者の民泊サイト認識率は約5割
利用経験者、「また民泊利用したい」は約9割


2. 家族旅行における民泊のハードル


「情報が身近にない」ことが民泊を利用したことがない最多の理由
宿泊で重要なポイントは「価格」と「子連れに対応」


3. 家族旅行で子どもにさせたい体験


「温泉に入る」、「海や川で泳ぐ」、「満天の星を眺める」といった体験を親は子どもにさせたい


【調査結果】
1. 家族旅行における民泊利用状況
Q1. 家族旅行で民泊を利用したことがありますか (単一回答、n=360)
現在子どもがいる保護者の方に、家族旅行で民泊を利用したことがあるか聞いたところ、約2割程度の人が民泊を利用したことがあると回答した。



Q2. 民泊を選んだ理由は何ですか (複数回答、n=66)
家族旅行で民泊経験がある人に、民泊を選んだ理由を聞いたところ、約8割が「価格が安いから」と回答した。次に多かった理由は「大人数で宿泊できるから」であった。


▼民泊施設を選んだ理由「その他」の声(自由回答)


自由が利くから (6才女の子のママ)
インスタ映えがする、場所が多いから (5才女の子のママ)
行きたい観光スポット近くで、子連れでも気兼ねなく過ごせ、安く宿泊できるから。 (9才女の子・3才女の子のママ)
ペットと泊まれるから (7才女の子のママ)
ネットで気軽に検索できて価格やエリアで並び替えをすることで選択肢を絞り込み、近隣の環境も事前にチェックできるから。経験者の口コミも参考になる (12才女の子・7才女の子・4才女の子のパパ)


Q3. 民泊を利用したのは国内ですか海外ですか (複数回答、n=67)
家族旅行で民泊経験がある人に、国内利用か海外利用かを聞いたところ、94%が「国内」と回答した。「海外」での利用経験は12%と、国内と比べて大きな差が出た。



Q4. 民泊の際に利用したサイトは何ですか (複数回答、n=69)
家族旅行で民泊経験がある人に、利用したサイトを聞いたところ、「Airbnb」が19%で最も高く、続いて「Booking.com」が13%であった。また、「不明」と回答した割合が48%と全体の半数を占めた。


Q5. 今後も民泊を利用したいと思いますか (単一回答、n=67)
家族旅行で民泊経験がある人に、今後も民泊を利用したいか聞いたところ、約9割が「はい」と回答した。


今後も民泊施設を利用したいと思いますか その回答の理由について(自由回答)
「はい」と回答した人の声


宿泊代にではなくて遊びにお金をかけたい (7才男の子・9才男の子のパパ)
法整備さえきちんとして、モラルを守れば、とても使い易い施設だから (11才女の子のパパ)
(ホストが)フレンドリーだったり、親切で話しやすかったり、家にいるみたいで高いホテルや旅館よりも落ち着くから (10才男の子のママ)
安いので宿泊代が浮いた分お土産やご飯代に使える。ホテルだとベッドで子供がいると落ちるので民泊だと和室でゴロゴロ使えるから (4才女の子・0才男の子のママ)
通常のホテルよりも、価格がやすく、なおかつ綺麗でお洒落な空間を利用できるから (5才女の子のママ)
子供が楽しく、思い出に残るものにしたいので (8才男の子のママ)
ホテルと違って滞在が楽、広さや場所の割に安い、洗濯や料理ができる (2才女の子のパパ)
ホテルでの宿泊はスタッフに全てお任せで快適ではありますが、民泊はホテルより圧倒的に安く、キッチンも使え、自分達で地の食材を買って手軽に食事も出来るのは本当に魅力的だと思うから (9才女の子・3才女の子のママ)
地元の方と触れ合えるから (3才男の子のママ)
ペットと一緒に広いお部屋でリフレッシュしたいから (7才女の子のママ)
子供の対応がよかったから (0才女の子・2才男の子のママ)
未就学児の子連れで周りを気にせずゆっくりできるため (2才女の子・0才女の子のママ)
料金も安く、ホテルや旅館では味わえない地域ごとの文化などをより感じられる!家主さんにもとても親切にしていただけ、仲良くなったりしてとにかく良い経験がたくさんできるからです (5才女の子・9才男の子のママ)
ホテルや旅館では味わえない経験を子どもにしてほしいから
せっかく旅行をするのだから、家族以外のいろいろな人と触れ合いを楽しんでほしいから (4才男の子のママ)
やはり日頃なかなかできないいい機会。知らない人とも仲良くなれるコミュニケーションの機会です。すごく素敵な思い出になります (1才男の子・6才女の子のママ)


「いいえ」と回答した人の声


ホテルとかの方が綺麗だから (2才女の子のママ)
気を使って掃除等面倒だったので(別荘を借りたので、ホストの方は不在) (6才女の子・9才男の子のママ)
民泊施設は綺麗とは言えないから (12才女の子・7才男の子のママ)
あまり好きではないから (2才男の子のパパ)


2. 家族旅行における民泊のハードル
Q6. 今まで民泊を利用したことがない理由は何ですか (複数回答、n=285)
家族旅行で民泊を利用したことがない人にその理由を質問したところ、「民泊施設の情報自体が身近にないから」が36.5%と一番高く、次に「安全面に不安があるから」が36.1%、さらに「衛生面に不安があるから」が31.9%と続いた。


▼今まで民泊を利用したことがない理由「その他」の声(自由回答)

小さい子供がいるので、邪魔になると思ったから (5才女の子・6才男の子・9才男の子のママ)
金額的にも食事や人数を考えるとホテルとあまり変わらない (3才男の子・5才女の子のママ)
大人しか利用できないイメージがある。小さい子供がいると気を使わなければならないイメージがある (6才女の子・4才男の子・12才男の子のママ)
経営の敷居が低い分安全面など不安がある (5才男の子・0才女の子のママ)
小さい子供がいるから、迷惑がかかりそう (2才男の子・5才女の子・8才女の子・12才女の子のママ)
障害児向けの施設が少ないため (0才女の子・2才女の子のママ)
子供が迷惑がられないか、心配だから (2才男の子のパパ)


Q7. 宿泊をする際に重要視する項目は何ですか (複数回答、n=360)
民泊に限らず家族での宿泊の際に重要な項目を質問したところ、「価格」が81%と突出して高く、次に「子連れに優しいか」が60%、「料理」49%と続いた。


3. 家族旅行で子どもにさせたい体験
Q8. 宿泊旅行で子どもに体験させたいことは何ですか (複数回答、n=355)
宿泊旅行で子どもに体験させたいことを質問したところ、「温泉に入る」が69%で一番高く、「海や川で泳ぐ」64%、「満天の星を眺める」56%と続いた。


アンケート概要
【実施方法】 「いこーよ」サイト上で実施
【回答者プロフィール】 全国の子どもを持つ保護者
【実施期間】 2018年3月5日~2018年4月2日  【有効回答数】 360名

【子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」概要】
子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」(https://iko-yo.net)は、2008年12月にサービスを開始した、家族でお出かけする場所が見つかる情報サイト。「いこーよ」を通じて家族のお出かけや会話が増え、子ども達の笑顔が増えることが明るい社会につながることを願って運営しています。
スマホ用のアプリ版は、GPS対応でより利便性の高い機能を備えています。
お出かけ情報の他にも、子育て情報、家庭生活に役立つトピックス等随時発信し、子育て世代に不可欠なサービスとして利用いただいています。

■年間利用者数(UB) :約5,200万人 (2018年5月現在)
■掲載スポット数 :約64,800件 (2018年5月現在)
■ゼロ歳から9歳の子どものいる「子育て世代」の利用率:約8割

【「いこーよ」の運営会社について】
社名:アクトインディ株式会社
所在地:東京都品川区西五反田1-27-2 ヒューリック五反田ビル8階
代表取締役:下元敬道 (しももと たかみち)
設立:2003年6月
社員数:86人(時短社員等を含む。2018年5月10日現在)
主な事業:子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」(https://iko-yo.net)の企画運営
URL:https://actindi.net
子会社・関連法人:せいざん株式会社(シニア向け事業)
一般社団法人次世代価値コンソーシアム(社会貢献活動)
受賞歴:

「第11回 キッズデザイン賞」キッズデザイン協議会会長賞(主催:キッズデザイン協議会、後援:経済産業省、消費者庁、内閣府)2017年
「Ruby bizグランプリ2017」(主催:Ruby biz グランプリ実行委員会/島根県)2017年
「第4回グッドライフアワード」実行委員会特別賞(環境省)2016年


【経営者について】
下元 敬道(しももと たかみち)41歳
1976年12月、高知県生まれ。 青山学院大学経営学部卒業。IT企業を経て2003年に26歳で独立し、アクトインディ株式会社を設立。 独立の思いは「ネットを使って世の中に価値を発信し、課題解決をしたい」。当時、情報不足が問題となっていた葬儀業界に着目し、ネット上で葬儀社を紹介するサービスを日本に定着させた。
その成功で、「情報の活性化が、業界と利用者双方から喜ばれる」ことを確信。その思いを持って子育て層・子ども向けサービスに着手し、2008年に「子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』」をスタート。
2017年4月シニア関連事業をアクトインディ株式会社の100%子会社「せいざん株式会社」に譲渡。同12月 「一般社団法人次世代価値コンソーシアム」を設立。
趣味は、墓参り、子どもと遊ぶこと、野球。

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