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(2018/7/4)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:キヤノンITソリューションズ株式会社
クラウドFAXサービス連携機能やクライアントOS対応を実現
キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンITS)は、FAXサーバーシステム「ライトニングFAX」の新バージョンを7月4日より販売開始します。
取引の電子化が普及した現在でも、商習慣としてFAXは依然として利用されています。特に、製造、金融、小売・流通などの業界では、各種の申込受付業務・受発注業務等で大量のFAX通信が発生し、その処理にかかる手間やコストが課題となっています。また、FAX通信量のピークに合わせて回線を用意するため、回線の維持・管理コストも課題となっています。
このような課題に対して、キヤノンITSは、FAX文書の電子管理やITシステム連携を実現するFAXサーバーシステム「ライトニングFAX」に、オープンテキスト株式会社のクラウド型FAXサービス「OpenText Fax2Mail」を組み合わせ、クラウド利用に対応したFAXソリューションの提供を開始します。FAX関連業務の効率化実現とともに、FAX送受信環境のクラウド化により通信量のピークに合わせた回線の確保が不要となり、回線の維持・管理コストの削減も可能になります。
また、キヤノン製複合機をFAX通信デバイスとして利用する「ライトニングFAX MFP対応版」の新バージョンでは、サーバーOSだけでなくクライアントOSでも稼働できるようになりました。これにより、今まで他のシステムと連携するようなFAXシステムの構築が難しかった中小企業において低コストで本格的なFAXシステムの構築が可能になり、FAX業務の効率化を図ることができます。
キヤノンITSは、製造、金融、小売・流通業を中心に、「ライトニングFAX」およびOpenText Fax2Mailを販売し、2020年までに300社への導入を目指します。
<「ライトニングFAX」新バージョンの特長>
「OpenText Fax2mail」経由のFAX送受信管理を効率化
「ライトニングFAX クラウドFAXオプション」を利用し、「OpenText Fax2Mail」経由で送受信したFAX文書を「ライトニングFAX」で一元管理することができます。「ライトニングFAX」のクライアントアプリケーションを利用して、FAX送受信履歴の参照・検索、文書の編集、送信指示を行うことができます。
FAX回線の管理コスト削減
クラウド型FAXサービスをFAX通信手段として利用することで、FAX用の電話回線を自社で用意する必要がなくなります。急なFAX通信量の増加にも柔軟に対応できます。また、自社で複数台のFAX送受信専用デバイスを用意するよりも低コストで簡単にFAX回線の冗長化を実現できます。
システム連携の容易なプライベートクラウドFAX環境を構築可能
自社内にFAX用電話回線やFAX送受信専用デバイスを用意する必要がないので、クラウド環境を利用したFAXシステムの構築が容易になります。「ライトニングFAX」と「OpenText Fax2Mail」はともにシステム連携に必要なAPI機能を豊富に備え、FAX受発注やFAX申込受付業務などのシステム構築にかかる費用や時間を削減することができます。
MFP/クライアントOS対応版で低コストなFAXシステムを構築可能
「ライトニングFAX MFP対応版」に、サーバーOSだけでなく、クライアントOSで稼働できる製品を新たに追加します。サーバーOSを管理するコストを削減し、キヤノン製複合機をFAX通信デバイスとして利用することで、手軽にFAX業務のシステム化を実現できます。
■オープンテキスト株式会社からのエンドースメント
代表取締役社長 萩野 武志
このたびのキヤノンITソリューションズ様と協業で、当社の「OpenText Fax2Mail」が「ライトニングFAX」に連携されたことを大変嬉しく思います。「OpenText Fax2Mail」は、当社のEIM(エンタープライズ情報管理)ポートフォリオの構成要素です。EIMは企業の情報をセキュアな環境で管理活用することで、成長とイノベーションを促し、競争優位性をより短期間で得られるよう開発されたものです。
今回の協業により、これまでオンプレミスのFAXサーバーをご使用されていたお客さまへ、将来的なクラウドへのニーズに対応したハイブリッドのFAXソリューションをご提供できることで、業務プロセスの迅速化による生産性向上とコスト削減が実現されることを期待しております。
■セミナー開催について
ライトニングFAXとOpenText Fax2Mailの連携ソリューションを紹介するセミナーを8月22日(水)、オープンテキスト株式会社デモルーム(丸の内)にて開催します。2つの製品・サービスや連携ソリューションの詳細、想定する利用シーンなどを紹介します。
https://reg.canon-its.co.jp/public/seminar/view/840
■「ライトニングFAX」について
「ライトニングFAX」は、最も基本的な通信インフラのひとつであるFAXを、社内ネットワークシステムに統合し、業務システムと融合したFAXソリューションを提供する、FAXサーバーシステムです。APIによるスムーズな業務アプリケーンョン連携機能を備え、既存の業務アプリケーションからライトニングFAX送信機能を呼び出したり、「ライトニングFAX」の送受信結果やデー夕をアプリケーション側で取得したりすることができます。
■「OpenText Fax2Mail」について
「OpenText Fax2Mail」は法人向けに開発された、クラウド型の多機能インターネットFAXサービスです。メールを使用したFAXの送受信が行えるのはもちろん、システム連携に必要な送信・受信用APIを備えています。月額のクラウドサービスのため、初期費用を抑えた導入が可能です。受信のFAX番号は、メールアドレスと同じように、個別の番号が配布されます。
■オープンテキスト株式会社について
オープンテキストは、ビジネスの洞察力を高めるエンタープライズ情報管理(EIM)ソリューションのリーディングカンパニーです。 コンテンツ管理をはじめ、プロセス自動化/ケース管理、クラウドEDI/FAXサービス、ビッグデータ分析/可視化、Webコンテンツ最適化/デジタル資産管理、エンドポイントセキュリティ/内部フォレンジックなど、お客様へ最適なソリューションをご提供しています。
オープンテキスト株式会社ウェブサイトhttps://www.opentext.jp
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