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TOKAIコミュニケーションズ BroadLine「Ethernet専用線」が静岡放送によるIPライブ伝送技術を活用したJリーグ二元中継の基盤に採用

(2018/7/18)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:TOKAICOM

TOKAIコミュニケーションズ BroadLine「Ethernet専用線」が静岡放送によるIPライブ伝送技術を活用したJリーグ二元中継の基盤に採用

~ 静岡県内スタジアム2箇所からのサッカー同時生中継を実現 ~

 株式会社TOKAIコミュニケーションズ(代表取締役社長:福田 安広、以下 当社)は、静岡放送株式会社(以下 SBS)が平成30年7月18日にIPライブ伝送技術を活用して実施する2018明治安田生命J1リーグ 第16節の二元中継放送の基盤として、当社のキャリア・企業向け通信サービス BroadLine「Ethernet専用線」が採用されたことをお知らせいたします。


                         記
1.経緯
 SBSでは、現在放送業界が直面している4K・8K放送への対応について、ソニービジネスソリューション株式会社(以下 ソニービジネスソリューション)のIPライブ伝送技術「IP Liveプロダクションシステム」を採用し、業界に先駆けて放送システムのIP化を実現し、今後の4K・8K時代を見据えた運用を開始しています。昨年5月以降、SBS、ソニービジネスソリューション、当社の3社共同で、IPによるライブ伝送の利点を活かした遠隔制作(リモートプロダクション)の運用テストを重ね、本年3月には、同システムを活用した国内初のテレビ放送(Jリーグ中継)を実施いたしました。
 スポーツ中継では、従来は中継車、機材、多数の人員を現場に配置するなど、中継時に大きなリソースを確保する必要がありましたが、同システムを使用することで、SBS本社からスタジアムの映像・音声・制御信号を操作することができ、少ない人員、機材で中継を実現することが可能となります。その際、同システムの運用を実現するためには広帯域・低遅延な通信回線が必要となりますが、SBSは、当社のBroadLine「Ethernet専用線」を採用することで安定したIPライブ伝送を実現しました。

2.採用サービスの概要
 今回SBSは、平成30年7月18日(水)に静岡県内の「IAIスタジアム日本平」および「ヤマハスタジアム」で開催される2018明治安田生命J1リーグ 第16節において、両スタジアムの試合を二元中継にて同時生放送します。この伝送基盤として、当社のBroadLine「Ethernet専用線」が採用されました。


(1)サービス名称 : BroadLine「Ethernet専用線」
(2)提供概要   : IAIスタジアム日本平(静岡県静岡市清水区村松3880-1)~SBS本社、
           ヤマハスタジアム(静岡県磐田市新貝2500)~SBS本社の2区間を
           それぞれEthernet方式で接続する専用線サービスの提供

3.サービス提供イメージ



 当社では、長年にわたり放送局向けの映像伝送サービスを提供しておりますが、今回の事例は、従来のHD-SDI/DVB-ASIなどの映像信号をベースバンド伝送するものではなく、映像・音声・制御信号などをすべてIP化しEthernet回線を用いて伝送する通信サービスの提供事例となります。当社では、高品質・広帯域・低遅延な通信サービスをリーズナブルな価格で提供可能であり、各種信号の数に応じて用意していた多様な回線の一本化(集約)、双方向通信、追加のチャンネル構築など、放送局における中継回線として柔軟にご利用いただくことが可能です。 
 当社は、今後もSBSをはじめとする多くの採用企業への導入・運用実績に裏打ちされた技術・ノウハウを活かし、お客様に最適なネットワークサービスを提供してまいります。

4.キャリア・企業向け通信サービス「BroadLine」Webサイトについて
 Ethernet専用線をはじめとする各種通信サービスについては、下記Webサイトをご覧ください。
 https://www.broadline.ne.jp/
                                                 以上

* 記載されている会社名、製品名、サービス名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。




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