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(2018/8/22)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:株式会社 岩崎書店
株式会社岩崎書店(代表取締役:岩崎弘明、本社:東京都文京区)は、救急車が主人公の絵本『きゅうきゅうしゃの ぴーとくん』を、2018年8月8日に発売しました。
◆主人公は新人救急車の「ぴーとくん」
ぴーとくんは、病気やケガをした人を病院へ運ぶのが仕事です。
「おじいさんが はしごから おちた」「りょうかい」ぴーとー、ぴーとー。
はりきって仕事していますが、毎日忙しくて、へとへとです。
「はが いたい」ぴーとー、ひ~と~。「くつずれが いたい」へ~と~、へ~と~。
こんなことで、ぼくを呼ばないで。忙しすぎて目が回る、もうイヤだ!
とうとう、ぴーとくんは逃げ出してしまいます。
そして、町の中でがんばっている、郵便車、宅配車、ごみ収集車を見て考えます。
だれかの役に立つって、そんなにすてきなことなのかな?
◆タクシーがわりに使わないで! 救急現場のリアルな問題も反映
救急車が主人公の絵本を作るにあたり、作者の正高もとこさんは、愛知県の某消防署を取材。
「こんなことで救急車を呼ばれた」「救急隊員はこんな動きをするよ」など、実際のエピソードを伺ったり、ラフ画に意見をいただきながらストーリーを練りました。
救急車をタクシーのように使う人がいて、現場が疲弊している様子など、救急現場のリアルな問題も反映されています。
救急車がいっしょうけんめい仕事に励み、悩みにつつ成長する姿を描いた絵本。
救急現場のリアルな問題や、はたらくこと、人の役に立つことについても考えさせてくれる、深い内容になっています。子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめる一冊です。
※ピートーは、救急車のサイレン「ピーポー」のこと。小さな子どもには、このように聞こえるのだとか。
◆書籍情報
書名:『きゅうきゅうしゃの ぴーとくん』
作者:正高もとこ
画家:鎌田 歩
定価:本体1,300円+税
判型:A4変型判/32頁/ハードカバー
ISBN:978-4-265-08158-5
対象年齢:3、4歳から
発売日:2018年8月8日
・岩崎書店ホームページ 書誌情報ページ
http://www.iwasakishoten.co.jp/news/n25661.html
・Amazon 書誌情報ページ
https://amzn.to/2nSGwzN
◆『きゅうきゅうしゃの ぴーとくん』紹介PVはこちら
https://youtu.be/bES1hBSGly0
◆著者紹介
正高もとこ(まさたか・もとこ)
1958年京都市生まれ、愛媛で育つ。大阪大学人間科学部卒業後、日本染織学園にて、手描き友禅を習う。藍絞りの作品を制作、発表するかたわら、絵本を作りはじめる。絵本作品に『どんぐりころちゃん』(鈴木出版)、『くものわたあめ』『おひさまはともだち』『いーくついくつ わたしはいくつ?』(以上、福音館書店「こどものとも」)、『つばめのピーちゃん』(岩崎書店)、『まいにちまいにちたんじょうび』(偕成社)、『がまとうさぎのもちあらそい』(くもん出版)がある。愛知県在住。
鎌田 歩(かまた・あゆみ)
1969年東京生まれ。長野県松本市で少年時代をすごす。絵本作品に「はしる!新幹線」シリーズ(PHP研究所)、『ちかてつのぎんちゃん』『ヘリコプターのぷるたくん』(以上、小学館)、『はこぶ』『うごかせ!のりもの』(以上、教育画劇)、『路線バスしゅっぱつ!』『飛行機しゅっぱつ!』(以上、福音館書店)、『まよなかのせんろ』(アリス館)などがある。
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