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地域の“遺伝子”を、未来へと引き継ぐ。神戸の下町を舞台に、クリエイティブなスキルと発想を持ち寄り、新しいコミュニティと事業をつくるワークショップ「KOBE MEME(コウベミーム)」が始動!

(2018/8/22)

カテゴリ:イベント

リリース発行企業:合同会社千十一編集室

地域の“遺伝子”を、未来へと引き継ぐ。神戸の下町を舞台に、クリエイティブなスキルと発想を持ち寄り、新しいコミュニティと事業をつくるワークショップ「KOBE MEME(コウベミーム)」が始動!

地域×クリエイティブ KOBE MEME

大阪や三宮といった都市部からのアクセスが良く、暮らしやすい長田区南部、兵庫区南部には今、若手のクリエイター(アーティストやデザイナーなど)や起業家の移住が増加しています。 フリーランスの労働市場が年々拡大している一方、様々な課題を抱える地域では、多様な働き方を実践するクリエイティブ人材のスキルやアイデアが求められています。 KOBE MEMEは、公募で選ばれたクリエイターと、地域の大学生、住民が協働しながら、町の問題を解決していくための事業を立ち上げ、持続的なコミュニティを育むプロジェクトです。




KOBE MEMEウェブサイト
https://shitamachikobe.jp/kobememe/

MEME(ミーム)とは?

地域には、人々の間で長年培われてきた目に見えない手仕事や慣習などの「地域らしさ」があると思います。
そうした地域らしさは、生物学的遺伝子【GENE】に対して、文化的遺伝子【MEME】であると言えます。
古くから地域に存在するMEMEを掘り起こし、新しい事業やプロジェクトを発案して未来へと引き継ぐ。
そんな願いを込めてKOBE MEMEと名付けました。

こんな人におすすめ!!


・グラフィックデザイナー、UI/UXデザイナー、編集者/ライター、プログラマなどクリエイティブ職の方
・神戸にゆかりがあり、地域の課題解決に取り組みたい・地域とつながりたいクリエイター、起業家
・京阪神エリア在住/在勤で、広くまちづくりやクリエイティブの仕事に関心のある方
・京阪神エリア在住/在勤で、地元のまちづくりに長田区や兵庫区での取り組みを参考にしたい






活動エリア
・神戸市長田区


神戸市全9区で最も空き家率と高齢化率が高い「長田区」。細い路地が入り組み、工場や商店、住宅が混在する歴史ある漁村集落で、昔ながらの下町情緒溢れる街並みが残っているエリア。ケミカルシューズやマッチを代表とした地場産業が集積し、多文化で多彩な下町コミュニティが形成されています。

・神戸市兵庫区


かつて大輪田泊として繁栄した平清盛ゆえんの地である「兵庫区」。古い歴史をもつ建物や史跡が街の至る所に存在し、中央卸売市場など観光資源が豊富にあるにも関わらず、現状は区としてあまり周知されていません。沿岸部には造船業をはじめ重工業地帯が立ち並び、ものづくりの拠点として機能しています。


ワークショップ概要
・募集定員
30名(応募多数の場合書類選考あり)
・活動内容
神戸にゆかりのある多彩な講師による講座・下町芸術大学(※)を受講する傍ら、活動エリアごとに分かれたグループで地域×クリエイティブの事業プランを構想します。自主的なグループワークによって発想された事業プランは、翌年度以降、担当グループとメンター、ディレクターとともに事業化を目指します。
・活動期間
2018年9月~2019年3月
※2019年度4月以降は任意参加(新年度に新たに参加者を補充予定)
・活動場所
神戸市長田区、兵庫区
・参加費
無料(現地までの交通費、および飲食費・宿泊費等は実費)
・参加条件
下町芸術大学(※)の講座(全11回)のうち、第一回(9月23日)および3回以上参加でき、かつグループワーク(全4回)に2回以上参加可能な18歳以上の方
※講座以外でのグループワークの活動場所はチームごとに用意いたします。
また、自主的なグループワークの活動日程に関しては、適宜チャットツール(slack、Facebook)を通して調整いたします。
・応募締め切り
9月15日(土)23:59 必着
※受講者の発表は18日以降順次ご連絡します。
お問い合わせ
shinnagata.artcommons@gmail.com(新長田アートコモンズ実行委員)

お申し込みはこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSflgqLRLrC3yQXhbvF-CPoEKVNMilaa-9ADLPSk4aKBxPdO3w/viewform

プロジェクトスケジュール
下町芸術大学(※)の講座(全11回)のうち、初回(9月23日)および3回以上参加でき、
かつ指定のグループワーク(全4回)に2回以上参加いただける方が対象です。
そのほか、自主的なグループワーク、地元関係者へのヒアリングなどが不定期で開催されます。


フェーズ01 2018年9月~12月

下町芸術大学の座学・フィールドワークに参加しながら、地域の歴史、風土、課題を知る
■ 初回レクチャー
初回は本プロジェクトのオリエンテーションを兼ねて、プログラムディレクターによるレクチャーを行います。さらに、参加者の自己紹介・グループ分けを行い、今後の活動プランを決定しますので必ず参加してください。
日時
2018年9月23日 17:00-19:00
下町芸術大学-影山裕樹編(15:00-16:30)終了後に行います。
会場
ヨンバンカンニカイ(長田区久保町6-1-1アスタくにづか4番館2階)

フェーズ02 2018年10月~12月

グループごとにヒアリングやリサーチを行い、担当エリアを決める
下町芸術大学の開催期間中、プロジェクト・メンバーによるレクチャー、ワークショップを複数回開催します。この頃からグループごとに担当エリアを決定し、エリアごとに用意されたプロジェクトルームにてグループワークを行います。

フェーズ03 2018年11月~2019年2月

グループごとに事業プランを構想、公開プレゼンテーションに向けた準備を行う
引き続き、グループごとにディスカッション、リサーチを行い、年度末の公開プレゼンテーションに向け準備を行います。適宜メンター、地元関係者のアドバイスを仰ぎながら、斬新で継続性のある事業プランを構想してください。
■ グループワーク日程
下記日程では、メンターが適宜参加し、グループワークをサポートします。
原則参加をお願いします。
日程
11月10日(土)、12月22日(土)、1月19日(土)、2月16日(土)
時間
14:00-17:00
会場
ヨンバンカンニカイ(長田区久保町6-1-1アスタくにづか4番館2階)

フェーズ04 2019年3月

リハーサル、公開プレゼンテーション、交流会
グループごとに温めてきたプランを、地元関係者、外部有識者などの評価委員、行政や地元企業関係者の前で披露します。プレゼン資料を用意し、決められた時間内でプレゼンを行います。プレゼン後は交流会を開催し、翌年度の事業化に向けた知見のフィードバックをもらいます。
■ リハーサル
翌日に控えたプレゼンテーションに向けたディスカッションおよびリハーサルを行います。
日時
2018年3月2日(土) 13:00-17:00
会場
ArtTheater dB KOBE (長田区久保町6-1-1アスタくにづか4番館4階)
■ 公開プレゼンテーション・交流会
日時
2018年3月3日(日) 13:00-17:00,17:00-19:00
会場
ArtTheater dB KOBE (長田区久保町6-1-1アスタくにづか4番館4階)

フェーズ05 2019年4月~

事業プランをブラッシュアップし、翌年度に地域内で実践する
2019年度に開催される下町芸術祭や神戸市が主催する芸術祭と連動しながら、各グループごとの事業プランを地域にインストールするために新たにメンバーを補充、適宜グループワークを行いながら2020年3月までの事業化目指します。

下町芸術大学(※)とは

神戸の下町である長田区、兵庫区の歴史や風土といった文化的背景を学ぶ講座プログラム「下町芸術大学」を開学します。
神戸にゆかりのある多彩な講師たちと多角的な視点から地域に内在する本質的価値を読み解き、地域がもつ課題や新たな魅力を見出すことを目指します。
主催
NPO法人DANCE BOX
新長田アートコモンズ実行委員会

講義内容についてはこちら
https://www.shinnagata-artcommons.com/artscollege

参加者特典


[特典1]

参加者は各エリアごとに少人数グループに分かれます。
グループごとのミーティング、リサーチなどの活動拠点を用意いたしたします。
活動以外の日もリモートワークや打ち合わせで活用いただけます。

[特典2]

グループごとにメンターやディレクターが適宜活動をサポートします。
プロジェクトに直接かかわらなくても、ライティングスキルを伸ばしたい、各地の実例について深く知りたいという方はお気軽にメンターやディレクターのアドバイスを仰いでください。

プロジェクトメンバー紹介


影山裕樹(合同会社千十一編集室)



ディレクター
1982年、東京生まれ。編集者。合同会社千十一編集室 代表。数々のアート・カルチャー書の出版プロデュースの他、「十和田奥入瀬芸術祭」(2013)、「CIRCULATION KYOTO」(2017)、ウェブマガジン「EDIT LOCAL」(2017~)、「GIFU MEME」(2018)など全国各地のプロジェクトにディレクターとして携わる。著書に、『大人が作る秘密基地』(DU BOOKS)、『ローカルメディアのつくりかた』(学芸出版社)、編著に『ローカルメディアの仕事術』(学芸出版社)、『あたらしい「路上」のつくり方』(DU BOOKS)などがある。
http://sen-to-ichi.com

岩本順平(一般社団法人DOR 代表)



プロデューサー
写真スタジオでのアシスタントを経て、2012年に写真家として独立。2014年から新長田の再開発エリアで劇場を運営するNPO法人DANCE BOXに参加。PRディレクターとして主催公演などの広報を担当。2015年、神戸市長田区南部を舞台にした下町芸術祭の立ち上げに事務局長として参加、2017年秋に第2回目を実施。2017年春よりデザインやアートの地産地消による地域の活性化を目的に長田の仲間たちと一般社団法人DORを設立。

合田昌宏



エリアリーダー
1973年兵庫県神戸市生まれ。地元工務店の設計部を経て、中古物件 のリノベーションを中心に行うアートアンドクラフトで多数の案件を担当。 同時にゴウダデザインスタジオを設立。現在は神戸市長田区六間道商店街に事務所兼レンタルスペースを運営。リユースのものづくりを指導したり、空き物件を活用したプロジェクトの立ち上げなどを行っている。

角野史和



エリアリーダー
1980年生まれ。暮らしとともにある建物やまちを愛し、長田南部では路地を活かしたまちづくり支援、古民家・空き地再生、商業地支援など、建築設計と地域主体のまちづくり支援に携わる。2016年に一級建築士事務所こと・デザインを開設。モットーは「つっかけで会いにいける距離感でとにかく顔をつき合わすんや!」。2014年日本都市計画学会計画設計賞受賞。

前畑洋平




エリアリーダー
産業遺産が持つ歴史的価値や魅力を多くの人に知ってもらおうと、2009年に産業遺産ツアーを行うNPO法人を立ち上げる。現在は産業遺産コーディネーターとして全国の産業遺産の活用についても助言等も行なっている。著書に「産業遺産JAPAN(創元社)」がある。総務省地域力創造アドバイザー。内閣府地域活性化伝道師。

山下香



メンター
神戸市生まれ、英国、フランスで建築、都市計画を学び帰国。
2005年兵庫区長田区の空間や人の魅力を発掘・発信する「下町レトロに首っ丈の会」を結成し、観光まちづくり活動や空き資源の活用プロジェクトを展開する。
現在、大学教員として、一級建築士事務所状況設計室での設計活動と観光まちづくり活動を研究活動に展開している。

横堀ふみ



メンター
NPO法人DANCE BOXプログラム・ディレクター
神戸・新長田在住。劇場Art Theater dB神戸を拠点に、滞在制作を経て上演する流れを確立し、ダンスを中心としたプログラム展開を行う。同時に、アジアの様々な地域をルーツにもつ多文化が混在する新長田にて、独自のアジア展開を志向する。ベトナム人の夫をもち、一児の母でもある。

小嶋新



メンター
特定非営利活動法人しゃらく
インキュベート事業部担当執行役員
2004年に立命館アジア太平洋大学卒業、野村證券を経て、NPO法人しゃらくの設立に参画。2007年に兵庫県社会福祉協議会で勤務。現在は、生きがいしごとサポートセンター神戸西や神戸市協働コーディネート業務などNPOやソーシャルビジネスの創業・運営支援を一貫して担ってきた。ほかに関西学院大学など複数の大学で教鞭をとる。

安黒千能



メンター
株式会社アグロワークス 代表取締役
1968年、兵庫県宍粟市生まれ。カリフォルニア大学デービス校への語学留学を経て、生活協同組合コープこうべへ入所し、地域密着型の店舗運営を体験。阪神淡路大震災直後に実家である株式会社ホームセンターアグロへ入社。ホームセンター業界の最大成長期を経験し、2004年に駒ヶ林店オープンと同時に常務取締役新業態本部長へ就任。地域密着型大規模ホームセンター、温浴施設を開業する。2014年、株式会社アグロワークスを設立。『カッコよく働く』を応援する「ワークウェア・ワークアイテム専門店」を経営。

主催
新長田アートコモンズ実行委員会、DANCEBOX
企画協力
千十一編集室
共催
長田区、兵庫区
助成
平成30年度文化庁劇場音楽堂等活性化事業(db)、兵庫県県政150年記念事業、
神戸市「協働と参画」推進助成、大阪コミュニティ財団
HP
https://shitamachikobe.jp/kobememe/

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