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三越伊勢丹が中国小売業最大手の京東(ジンドン)と越境ECで戦略的業務提携

(2018/9/21)

カテゴリ:経営情報

リリース発行企業:株式会社 三越伊勢丹ホールディングス

三越伊勢丹が中国小売業最大手の京東(ジンドン)と越境ECで戦略的業務提携

11月11日の中国最大のEC販促イベント「独身の日(シングルデー)」に向け本格オープンhttp://mitsukoshiisetan.jd.hk

株式会社三越伊勢丹は、京東(ジンドン)集団【JD.com】と都内で9月3日(月)に調印式を行いました。調印式には、株式会社三越伊勢丹取締役専務執行役員百貨店事業本部長 竹内 徹と、京東集団高級副総裁 王 笑松(オウ・ショウマツ)が出席し、戦略的業務提携と、京東が展開する中国越境ECサイト「京東全球購(ジンドンゼンキュウコウ)」に三越伊勢丹の旗艦店「三越伊勢丹海外官方旗艦店(ミツコシイセタンカイガイカンポウキカンテン)」をオープンしたことを発表しました。



9月3日(月)調印式の様子 左:京東集団 王笑松 右:(株)三越伊勢丹 竹内徹

<三越伊勢丹グループが考える越境EC>
 三越伊勢丹グループ店舗には、海外からのお客さまが多数来店し、直近1年間の免税売上は、約600億円にのぼりますが、その約7割が中国からのお客さまです。訪日客からも高い評価をいただいており需要の高い日本の高品質な製品を、更に多くの中国のお客さまにもお届けしていきたいという想いがあります。既に三越伊勢丹グループは、中国のグループ店舗で越境ECで販売している商品を体験できるポップアップショップなどを展開し、日本だけでなく中国にも店舗のある強みを活かした展開を行っており、越境ECが国内外の店舗とお客さまの架け橋になると考えています。

<京東が考える越境戦略>
 京東の越境ECモール「京東全球購」は独自のテクノロジーや豊富な経験を活かして販売からマーケティングまでの解決案を提供していくことで、海外ブランドを中国本土に浸透させるために大きな役割を果たしていきます。三越伊勢丹グループのような優秀な商品群をもつ企業と提携を進めることで、中国の消費者にいい買い物体験を提供し、ライフスタイルを紹介していきたいと考えています。

<今回の出店の狙い>
 三越伊勢丹グループが京東全球購を出店先に選んだ理由として、世界を代表するテンセントグループ傘下である京東集団と提携をすることで、テンセントグループが運営するwechatの連携を図り、今後日中の店舗においてO2Oの取り組みを強化していきたいと考えています。京東はトレンドの化粧品においてもAR・VRを使ったバーチャル空間での先進的なメイクアップ販売を強化しており、中国のお客さまにもより安心してお買い物をしていただける環境が提供されているため、今後更に伸長が期待されるメイクアップ商品等に関しても展開がしやすいと考え出店に至りました。

<展開アイテムについて>
 三越伊勢丹海外官報旗艦店では、化粧品、紳士向け化粧品、ヘア・ボディケア用品、ベビー・マタニティ用品、リビング用品、食品、また日本の地方自治体などと一緒に取り組み独自商品の展開などを含め、11月11日までに50以上のブランド数、500以上のアイテム数を展開予定です。

<サイトイメージ>

<三越伊勢丹グループについて>
 1673年創業の三越と1886年創業の伊勢丹と、呉服屋を起源とする百貨店が2008年に経営統合して誕生。伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店・三越銀座店の基幹3店を核として、国内24店舗・海外38店舗のネットワークを持つ日本で最大の百貨店グループです。
https://www.imhds.co.jp/

<京東集団と京東全球購について>
 京東グループはオンラインとオフラインを含め、中国最大の小売企業です。米国NASDAQ100指数のメンバーであり、2018年フォーチュングローバル500企業の181位にランクインしました。世界中のお客様がいつでも・どこでも、快適に買い物ができるようパートナー、ブランド側及び関連業界にリテール技術とインフラサービスを提供していきます。
https://corporate.jd.com/

京東全球購は京東集団が2015年4月に設立した中国越境ECモールです。米国、カナダ、韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、ドイツ等70ヵ国及び地域を含む、2万近くのブランドが参入しました。ファッション、ベビー用品、健康食品、コスメ・スキンケア、家電、インテリア、輸入食品、自動車用品等幅広い商品を取り扱い、約1千万のSKUを販売しています。
http://www.jd.hk/

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