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(2018/10/12)
カテゴリ:イベント
リリース発行企業:株式会社テリロジーワークス
~最先端のサイバーセキュリティに関する教育プログラムの提供~
株式会社テリロジー(以下:テリロジー 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:阿部 昭彦)の100%子会社である株式会社テリロジーワークス(以下:TWX 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮村 信男)と日本サイバーディフェンス株式会社(以下:NCD 本社:東京都千代田区、代表取締役社長:カータン・マクラクリン)は官公庁や企業を対象としたサイバーセキュリティのトレーニングプログラムを共同で開発し、提供するアライアンス契約を締結しました。
TWXは自社開発のセキュリティ製品の開発・販売とダークウェブ等の脅威情報を収集、分析し顧客にアドバイスするサービス及び脅威情報の活用に関するトレーニングをすでに提供しており、官公庁や金融機関をはじめ多くの実績を持っております。一方のNCDは主に英国と米国の政府機関出身のサイバーセキュリティ専門家を擁するプロフェッショナル集団であり、米英の拠点において様々なトレーニングプログラム及びセキュリティに関するサービスを提供しております。今回日本国内において本格的に活動を開始するにあたり、戦略的パートナーとしてTWX社を選定し、共同で教育サービスを含むサイバーセキュリティに関するサービスを展開してまいります。
高度化するサイバー犯罪やテロに対抗するためには、官公庁、企業を問わずサイバーセキュリティ技術と対策に精通した人材が必要です。さらに2019年のラグビーワールドカップ、G20、そして2020年の東京オリンピック、パラリンピックなど国際イベントの際のサイバー攻撃への備え、そのニーズは高まる一方で30万人強の人材が不足するという予測もあります。TWXとNCDはこの課題に対し、より実践的なサイバーリスク対策についてのトレーニングプログラムを計画しており、その第一弾として11月19日から11月22日の4日間の日程で日米英のサイバーセキュリティの専門家による有償トレーニングを開催いたします。
■日米英のサイバー専門家による脅威インテリジェンスと インシデントレスポンスコース
世界トップクラスのサイバーマスター講師の協力の元、国内屈指の包括的レベルを実現するサイバーマスタークラスを開催します。今回講師を務めるのは、脅威インテリジェンス、インシデントレスポンスの世界的スペシャリストです。本コースでは、サイバーセキュリティのあらゆる分野のスキルを結集し、サイバー関連のテーマを幅広く取り上げます。また、講師の経験と合わせて、複雑な脅威やサイバー犯罪対応の実践現場からのオペレーション事例やケーススタディについても考察します。
トレーニングアジェンダ
1日目 脅威インテリジェンスについて
10:00-11:00 脅威インテリジェンスとは
11:00-12:00 脅威インテリジェンスプログラムの構築・評価方法について
13:00-14:00 知るべき内容 vs 共有すべき内容
14:00-15:00 脆弱性評価と脅威インテリジェンス
15:15-16:15 TIの収集、TIの使用、TIの共有
16:15-17:15 戦略的脅威インテリジェンス
2日目 脅威インテリジェンスについて
10:00-11:00 作戦脅威インテリジェンス
11:00-12:00 戦術脅威インテリジェンス
13:00-14:00 技術脅威インテリジェンス
14:00-15:00 TI総括 基本のインテリジェンスに戻る
15:15-16:15 脅威インテリジェンス活用のはじめ方
16:15-17:15 脅威インテリジェンスチームの役割と機能
17:15-18:00 脅威情報に関するパネルディスカッションとQAセッション
(パネリスト:デイヴィッド・オックスミス氏、ジョン・ノーブル氏、名和利男氏)
3日目
10:00-12:00 不正アクセス等の根本原因
13:00-15:00 主要犯罪グループ概観
15:15-17:15 インシデント対応のための組織編成
17:15-18:00 インシデントレスポンスに関するパネルディスカッションとQAセッション
(パネリスト:デイヴィッド・オックスミス氏、ジョン・ノーブル氏、名和利男氏)
4日目
10:00-12:00 ベストプラクティス
13:00-16:00 演習
16:15-17:15 トレーニング全体に関するQAセッション
講師
デイヴィッド・オックスミス氏 – R9B
ワシントン大学、応用物理学研究室‐上級主席科学研究員(R9Bは日本サイバーディフェンス社の戦略パートナー)
デイヴィッド・オックスミス氏は、現在、Root9Bの主任研究員として、有人アクティブ・サイバー・ディフェンス、敵対者の追跡サポートの研究に従事。同時に、ワシントン大学の応用物理研究室の上級主席科学研究員としてサイバー・フィジカル・システム・セキュリティの研究を行っている。また、独自のコンサルタント業や、US政府機関へのアドバイザー業も行う。
Root9B と応用物理研究室への就任以前は、マイクロソフトの政府先端技術インスティテュートにて、2002年から2014年までシニアディレクターとして合衆国、および諸政府の機関との技術関係や、選ばれた特殊なプロジェクトを任されていた。マイクロソフト入社前は、1994年から2002年までインテル・コーポレーションの主任セキュリティ・アーキテクトを務めた。
合衆国海軍の元軍人であり、コンピュータ・セキュリティやサイバー犯罪に30年以上、深く関わってきた。アメリカ国家安全保障局の技術諮問委員会、アメリカ国家偵察局、生存率と致死率分析に関してのアメリカ国家アカデミー諮問委員会、パシフィック・ノースウェスト国立研究所の国家安全総局の諮問総局会を含む、数多くの国際、政府、学術機関で業界の代表者を務めてきた。また、FBIの情報技術勉強会の共同会長であり、シークレットサービスのコンピューター補助偽造に対する特別委員会のメンバー、国家防御およびコンピューター技術の大統領特別委員会のメンバー、防衛庁のグローバル・インフォメーション・グリッドの上級業界レビューグループのメンバーである。また、G8の組織的多国籍テクノロジー犯罪に対する役員会のアメリカの業界代表を務め、パリ、ベルリン、東京でのG8サミットに直接参加した。
ジョン・ノーブル氏CBE – 日本サイバーディフェンス ディレクター
2018年2月末、UK政府のナショナル・サイバーセキュリティ・センター(NCSC)を退職。NCSCは、2016年10月にUKの主要なサービスをサイバーアタックから守り、サイバー事件を管理し、UKのインターネットの安全確保を目指すために発足した機関である。ジョンは、運営の実行と戦略的ビジネスの変革に強い経歴を持つ、経験豊富な上部リーダーであり、40年にわたる政府勤務の間に、コラボレーティブ、多様かつ高パフォーマンスなチームを築いており、効果的なパートナーシップを作り上げることに優れている。
2012年から2016年にかけては、ワシントンの英国大使館に駐任し、国家セキュリティに関する幅広い案件を指揮した。2016年7月にNCSCの役員に選ばれ、このインシデント管理局長としての役職の中で、800件ほどの重大なサイバー事件を確立し、その対応をリードしている。これらの仕事を通して、サイバー事件の原因を理解し、それに対処する、他に類を見ない経験を持つ。
特記すべき功績、責任は以下を含む:
NCSCの発足において主要役員レベルの役割を果たす
CERT(CERT-UKとGOV-CERT)とインテリジェンス機能を融合する事業改革をリードする
英国の国家サイバーインシデントマネジメント計画のデザインと実行
800件以上の重大なサイバーアタックに対し、NCSCによる対応をリードする。その中の40件ほどはC2レベル‐広いセクターに影響がある、と分類される。C2インシデントのうち、公になっているものの一部は以下を含む
イングランド銀行へのサイバーセキュリティプログラムのアドバイス
EU法の英国での採用に関してインシデント管理の開発を監督 英国の次世代暗号キーの開発プログラムのSRO(上級責任者)を務める
名和利男氏 - 日本サイバーディフェンス ディレクター/ 株式会社サイバーディフェンス研究所 専務理事 上級分析官
海上自衛隊において、護衛艦のCOC(戦闘情報中枢)の業務に従事した後、航空自衛隊において、信務暗号・通信業務/在日米空軍との連絡調整業務/防空指揮システム等のセキュリティ担当(プログラム幹部)業務に従事。
その後、国内ベンチャー企業のセキュリティ担当兼教育本部マネージャ、JPCERTコーディネーションセンター早期警戒グループのリーダを経て、サイバーディフェンス研究所に参加。専門分野であるインシデントハンドリングの経験と実績を活かして、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)構築及び、サイバー演習(机上演習、機能演習等)の国内第一人者として、支援サービスを提供。最近は、サイバーインテリジェンスやアクティブディフェンスに関する活動を強化中。
開催日時: 2018年11月19日(月)~11月22日(木)9:30~17:30
お問い合わせ:tw-sales@terilogy.com
*定員:20名
会場:株式会社テリロジー本社
(東京都千代田区九段北1-13-5ヒューリック九段ビル4階)
トレーニングに関する情報 http://www.terilogy.com/event/0283.html
【株式会社テリロジーワークスについて】
株式会社テリロジーワークスは、株式会社テリロジーのパケットキャプチャ製品momentumに関連するソフトウェア開発事業を会社分割することによって2017 年に設立しました。
近年ではmomentumに関するソフトウェア開発を中心にインシデント対応製品の取り扱い、脅威情報を活用したサイバーセキュリティサービスの提供やトレーニングを提供しており、一般企業に限らず官公庁などの公的機関からもお声がけいただいております。
(http://www.terilogyworx.com/company/index.html)
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社テリロジーワークスビジネス開発部
TEL:03-3237-3291
FAX:03-3237-3293
e-mail:tw-sales@terilogy.com
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