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(2019/1/15)
カテゴリ:イベント
リリース発行企業:株式会社ポニーキャニオン
「鋳物の街」桑名で、展示会が開催
三重県桑名市と株式会社ポニーキャニオンでは、同市が誇る鋳物文化を伝える為、「くわな鋳物大展示会」を開催する。
三重県桑名市は首都圏での市のプロモーションのため、東京都港区に本社を置く株式会社ポニーキャニオン内に首都圏PR事務局を設置している。株式会社ポニーキャニオンはこれまで、同市の地域資源をブランディングして発信するため、小説家の柏井壽、ラッパーのMummy-D、そして文筆家の白洲信哉を「魅力みつけびと」に起用し、東京・新丸ビル内の飲食店でそのプロジェクトのキックオフイベントを行った他、3年間にわたる魅力発信を行う等、多岐に渡る事業を展開中。
そんな桑名市では鋳物が非常に有名だ。今回は桑名市とポニーキャニオンでは身近に鋳物を感じてもらうために、「くわな鋳物大展示会」を開催する。
【鋳物とは?】
鉄などの金属素材を高温で溶解し、型に流し込むことで成形する「鋳造」。この方法で作る金属製品全般が「鋳物」と呼ばれています。桑名は古くから鋳物を手掛ける工場が点在し、市内の企業群がさまざまな製品づくりを行ってきた。鋳造業が盛んな”鋳物の街”として「東の川口、西の桑名」とたたえられるほど、全国に名を馳せている。
【桑名の鋳物】
鋳造は、紀元前から用いられていた歴史ある製造方法だが、桑名で作られるようになったのは江戸時代で、桑名藩の初代藩主・本多忠勝が鉄砲の製造を命じたことから始まったと言い伝えられている。当時、桑名では仏閣の燈籠や梵鐘のほか、鍋釜類や農具などの家庭日用品を主に生産し、水運と陸運が交わる交通の要衝だったことも重なり、桑名の鋳物は全国へと運ばれていった。大正時代までの主流は鉄製の鍋や釜、ガスコンロ、農具などといった家庭金物の製造でしたが時代の流れとともに、マンホールや機械のための鋳造部品の生産を開始。桑名の地名とともに鋳造業はその名を全国へ轟かせていった。
【くわな鋳物のブランド化】
最近は「くわな鋳物」としてブランド化を図り、新たな商品開発へと踏み出している。「高校生レストラン」としてテレビでも話題を呼んだ三重県立相可高校の生徒らと共に開発した「ごはん釜」は、食のプロからも太鼓判が押されるほどふっくらとおいしく炊きあがり、全国から注文が集まる人気商品になっている。そのほか、ロングセラー商品の「コーヒーミル」や「かき氷機」などさまざまな家庭日用品を製造する会社も多く、鋳物が暮らしの中で身近な存在になっている。
【くわな鋳物大展示会】
桑名の地場産業である鋳物の魅力を改めて知っていただくため、文具や食器などの日用品から、マンホール蓋などの工業製品まで含めた「くわな鋳物」製品の展示会を開催。
日程
・1月16日(水)~1月28日(月)@桑名市役所 地下1階 市民ラウンジ ※28日は12時までの展示
・1月29日(火)~2月5日(火)@アピタ桑名店 2階マクドナルド前
主催:鋳物生産技術協議会
共催:桑名市・桑名商工会議所・三重県鋳物工業協同組合
【鋳物コンテスト開催のお知らせ】
くわな鋳物大展示会にて展示している作品の中から、エントリー作品を対象に、鋳物のコンテストを行います。審査方法は、来場者の皆様に「あなたが気に入った鋳物、おもしろいと思った鋳物」へ投票していただき、グランプリを決定します。また、投票された方に抽選で鋳物製品のプレゼントを致します。投票は展示会場で直接投票、もしくは桑名市のホームページからネット投票いただけます。
【詳細】
https://www.city.kuwana.lg.jp/index.cfm/26,66262,281,622,html
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