本書は、その「現代版・世界大恐慌」に至らしめた本当の原因を明らかにし、1995年以来の円安誘導政策により「操作」された円相場の歴史を検証しながら、今後の「正しい処方箋」を提示する。 「円キャリ...

日銀は金融政策だけが注目されがちだが、「私自身も役職員全体も、相当の資源を金融政策以外の分野に注いでいる」と中央銀行としてのバンキング業務の重要性を説く。 「新日銀ネットの開発や緊急時事業継続...

日銀は7日の政策委員会・金融政策決定会合で景気の現状判断を従来の「持ち直している」から「持ち直しを続けている」に前進させた。... 政策金利である無担保コール翌日物金利は年0・1%に据え置くこ...

「大学で約20年間、金融マクロ経済の分析・研究に携わってきた知見を生かし、政策決定の議論に貢献していきたい」と抱負を語るのは、日銀政策委員会審議委員に26日付で就任した宮尾龍蔵さん。 「政策形...

内外の経済・物価動向や金融環境に関する調査・分析の充実や金融規制監督などに関する内外の政策立案への貢献、業務継続体制の整備を柱に掲げ、中央銀行として諸課題に対応していく。 ... 不確実性の時...

日銀が先週の金融政策決定会合で追加金融緩和策を打ち出したのもつかの間、市場ではさらなる緩和策の導入が既定路線として受け止められている。... 野村証券金融経済研究所は「今回、資金供給規模の増額を実施し...

日銀金融研究所は5月26、27の両日、「グローバル化のもとでの中央銀行の将来」をテーマにした国際コンファランス(会議)を開く。17回目を迎える今回のコンファランスでは、グローバルな観点...

「不況期など、返済猶予の金融支援は従来から行ってきた。... 金融政策だけでは需要創造に限界がある。今こそ適切な財政政策が必要だ」 ―需要創出のために有効な施策は何ですか。

政権交代から半年、公共事業の削減や事業仕分けなど産業政策のあり方を大きく変えてきた民主党政権だが、経営者の理解・支持を得ているとは言い難いようだ。 ... 同時に、記名による自由回答で「景気、...

金融政策ではデフレ対策に限界があるとされるが、やや長めの金利の低下を促す措置を拡充することで取り組む。... 《市場関係者の反響》 【秋野充成・いちよし投資顧問運用部長/為替次第で調...

日銀は17日の政策委員会・金融政策決定会合で、追加の金融緩和策として、2009年12月に導入した「新型資金供給オペ(公開市場操作)」の供給規模を現行の10兆円程度から20兆円程度に増す...

仙谷由人国家戦略担当相は16日の閣議後会見で、一段の緩和策に踏み切るかどうかが注目されている日銀の金融政策について、「人々の心理への作用が大変大きい。生産行動や設備投資、国民の消費行動にプラスになり、...

このため、16―17日に開かれる金融政策決定会合で日銀が追加緩和策の検討に入り、4月の決定会合で実施に踏み切り、デフレ克服への意思と政府との協調体制が揺るぎないことを示すのではないか、との観測が強くな...

日銀は16、17の両日、政策委員会・金融政策決定会合を開き、当面の金融政策運営方針について議論するが、市場関係者の間では「追加の金融緩和に踏み切る」(大手銀行)との観測が浮上している。...

金融政策運営では「今後とも極めて緩和的な金融環境を維持し、金融面から需要を下支えしていく」と指摘。... 同委員はまた、デフレ脱却の処方せんとして「緩和的な金融環境の継続は必要条件の一つ」にすぎないと...

日銀が23日公開した1月26―27日の金融政策決定会合議事要旨によると、中国など新興国の経済について、多くの委員は「想定以上に強めの成長を続けている」と評価した。ある委員は世界的な金融緩和の継続により...

加えて「今回の措置は、経済や金融政策見通しの変更を示すものでない」と強調。... 白川方明日銀総裁は「中央銀行の金融政策運営は財政ファイナンスを目的としたものではない。... 政策金利年0・1%...

日銀は18日、政策委員会・金融政策決定会合を開き、政策金利である無担保コール翌日物金利を年0・1%に据え置くことを全員一致で決めた。... 同日の会見で白川総裁は同政策導入には否定的な見解を述...

菅直人副総理兼経済財政担当相は先週末に衆参両院本会議で行った経済政策の演説で「デフレの克服に向けて、日銀と一体となって強力かつ総合的な取り組みを行う」と決意を述べた。... 一方で政府内には一段の金融...

新政権の施策による個人消費増も期待しているが、政府、日銀一体となった財政金融政策によってデフレの克服と景気回復を確実なものにする中長期の成長戦略を要望したい」 【略歴】ふくだ・ただし ...