安倍晋三政権が最重要課題と位置づける地方創生関連法案が6日、衆院本会議で可決された。参院の審議を経て今臨時国会で成立の見通しだ。ただ、この法案は基本理念や手続きを定めたものにすぎず、具体策はこれからの...

日本経済の成長を占うひとつのポイントが対日直接投資の増加だ。安倍晋三首相は「インベスト・ジャパン」をキャッチフレーズに掲げ、2020年までに対日直接投資残高を35兆円に倍増する目標を設定している。工場...

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第5次評価報告書がまとまった。2013年9月から14年4月にかけて発表した第1作業部会(自然科学的根拠)、第2作業部会(...

大手電機メーカーの2014年4―9月期決算発表が出そろい、業績回復が一段と鮮明になった。15年3月期は、大手8社のうち日立製作所をはじめ3社が営業利益で過去最高を予想する。ばらつきはあるものの、各社と...

日銀が予想外の追加緩和を実施した。ハロウィンのサプライズにより10月31日の円相場は1ドル=112円台へ2円以上の円安となり、日経平均株価は755円急騰して1万6413円と約7年ぶりの高値をつ...

島津楢蔵氏ら4人の日本自動車殿堂入りが決まった。国産2輪車第1号の生みの親となった島津氏、ディーゼルエンジン技術の道を開いたいすゞ自動車元専務の伊藤正男氏、米国で2輪車生産の先鞭(せんべん&#...

厚生労働省の社会保障審議会医療保険部会で、医療保険改革の議論が進んでいる。産業界は、年1兆円規模で増え続ける医療費が現役世代に過大な負担を与えることを懸念している。社会保障財源の確保を主な目的に消費増...

消費税率10%への引き上げをめぐり、自民党内で賛否が分かれている。景気が後退局面に入ったとの指摘もある中で、増税に動けば日本経済は減速し、安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」が失敗したとの批...

再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の見直し論議が始まった。増えすぎた太陽光について受け入れを制限する案も出ているようだ。再生エネのうち太陽光と風力は、天候次第で発電量が...

理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダーの博士号について、早稲田大学は「猶予付き取り消し」と結論した。これに対して一般には「玉虫色の決着だ」などと否定的な声が強い。しかしSTAP細胞をめぐる論文の不正...

日本人の半数以上が罹患(りかん)しているという歯周病。「きちんと歯磨きをすればいいんだろう」などと軽く考えがちだが、実は生活習慣病の因子として注目を集めている。その危険性を認識するとと...

6月に成立した改正労働安全衛生法で、従業員50人以上の企業にストレスチェック義務が課せられた。2015年12月までに施行の見通しだ。企業にとっては新たな課題だが、この制度を労働者の健康維持や職場環境の...

理系の女性(リケジョ)や、建設現場で活躍する女性(土木系女子=ドボジョ)などと並んで“農業女子”が注目されている。わが国の農業従事者の半数は女性。女性の活躍は、...

政府は再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の見直しに着手した。太陽光を偏重していた制度を改めるものだ。現行制度の問題点については多くの指摘があり、見直しは当然といえる。

三菱重工業傘下の三菱航空機(名古屋市港区)が、開発を進めている「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の飛行試験初号機を初めて外部に公開した。1962年に初飛行した「YS...

頭や腕に装着して使うウエアラブル端末の市場が立ち上がろうとしている。ソニーはメガネ型端末の試作機を開発。米アップルは腕時計型端末を2015年初頭に発売する。

流通業界では、2015年10月からの消費税率10%への再引き上げに対して消極的な意見が増えてきた。14年3―8月期の主要流通業の決算で明らかになったように、業績はまだら模様。消費の先行きに不透...

ミャンマー中央銀行が、外国銀行9行に支店の開設を許可した。2011年の民主化後、初めてのことだ。邦銀では三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の3大銀行グループ(3メガ)が1行も...

スウェーデンの発明家、アルフレッド・ノーベルはダイナマイトを発明し、爆薬や兵器に利用されて巨万の富を築いた。パラドックス的な話だが、当時ノーベル賞があったら、ダイナマイトは受賞していたろうか。 ...

日本流経営の象徴である「年功序列型賃金制度」の見直しが始まった。再開した政労使会議の主要議題に掲げられ、2014年の春季労使交渉(春闘)の争点のひとつになる。継続的な賃上げのためには賃...