米リーマン・ブラザーズなど米欧金融機関の破たんなどを背景に、「各国の短期金融市場で取引相手に対するリスクが意識されるなど、国際金融資本市場の緊張が強まっており、世界経済に下ぶれリスクが強まっている」と...

日銀は7日、政策委員会・金融政策決定会合を開き、金融政策の現状維持を7人の全員一致で決定した。「景気の下振れリスクと物価の上振れリスクの双方に注意が必要である」(白川方明総裁)として、...

さらに、金融機関の経営危機が米国から欧州に広がっていることも懸念材料だ。 ... 短期的には各国の金融政策などで協調策が出てくれば、一時的な切り返しの要因となるだろう。 日米ともに政策...

日本の基幹産業2社の首脳に加え、金融政策の実務経験がある岩田氏、政府の社会保障国民会議座長を務める吉川氏の起用で、下振れ懸念が強まっている景気の立て直し策、さらには社会保障制度と税制の一体改革に向けた...

日銀は6、7の両日、政策委員会・金融政策決定会合を開き、当面の金融政策運営の方針について議論するが、無担保コール翌日物金利を年0・5%前後に誘導するという現行の政策金利を据え置くもようだ。日銀...

世界的に景気悪化懸念が高まっており、「負の連鎖を止めるためには議会による安定化法案の修正可決や、各国中央銀行による政策協調が必要」(同)と見ており、先行きがはっきりするまでは下値を探る...

日銀は18日、臨時の金融政策決定会合を開き、米連邦準備制度理事会(FRB)と総額600億ドル(約6兆3000億円)の米ドル・スワップ協定の締結を承認するとともに、これを...

「まだまだ金融不安は拡大する傾向だ。... この状況が続けばさらにひどくなるだろう」 ―実体経済の回復に日本はどのような政策対応をすべきですか。 「金融政策は意味がない。

これだけ大きな金融環境や景気の変化が起こっているのだから、少なくとも国内景気を元気づける政策を行ってもらいたい」と述べ、補正予算成立の優先を求めた。 石油化学工業協会の藤吉建二会長(三...

この日は大手証券以上に金融市場への影響が大きいとされていた米最大手保険会社AIGの救済が決まったことで、金融市場の先行き不透明感がひとまず後退した格好だ。 金融政策面では日米の金利据え置きにつ...

日銀は17日、政策委員会・金融政策決定会合を開き、金融政策の現状維持を全員一致で決めた。無担保コール翌日物金利を年0・5%前後に誘導するという現行の政策金利を据え置いた。... これまで国内金...

米証券大手リーマン・ブラザーズが破たんし、米国の金融危機が深まっている。... 資源・原油・食料の価格はひところより沈静化し下押し圧力は減じてきているが、先行きは不透明だ」 ―日銀の金融政策は...

日銀は16、17の両日、政策委員会・金融政策決定会合を開き、当面の金融政策運営の方針について議論するが、無担保コール翌日物金利を年0・5%前後に誘導するという現行政策を継続するもようだ。......

日銀総裁として、プラザ合意以降の厳しい経済環境の中、金融政策運営でリーダーシップを発揮した。... 円高対策として5回の金融緩和を実施。... 一方、日銀総裁(84―89年)としては“...

金融政策の変更時期に関する見通しでは、全体の91・2%に当たる31機関が、09年8月以降に政策金利が引き上げられるとの見方を示し、同年4月に利下げが行われるとの回答も1件あった。

ただ安値を割る前に、9月には各国の政策対応が出てくるだろう。中国は四川の復興需要や融資規制に関する金融政策、米国は住宅金融公社への対策の具体化や景気対策としての追加減税などだ。 ... 9月以...

白川方明日銀総裁は19日、金融政策決定会合後の記者会見で「わが国の景気は停滞している」と述べ、景気判断について前回7月の会合で示した「さらに減速している」から下方修正した。... 「物価は当面上昇率が...

日銀は18、19の両日、政策委員会・金融政策決定会合を開き、当面の金融政策運営方針について議論するが、景気判断を下方修正するもようだ。... 一方、景気が下振れる中で、物価上昇が続くことなどから、無担...

従って、この先、消費者物価への転嫁があるか、企業収益への影響はどうかによって、政府の総合経済対策はもとより日銀の金融政策が大きく左右されよう。

この間、定率減税の廃止や社会保障費の増額という国民の財布のひもを締める政策にシフトしすぎて、消費の腰折れを招いた。 日銀は金融政策で後手に回った。06年3月の量的金融緩和の解除以降、「最低でも...