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また、構造物の据え付けではクレーン先端を把握しているが、潮流の影響で実際の吊り荷位置がずれることが多い。... 大水深の港湾工事や潮流の早い場所での作業、さらに震災復旧における海底障害物の撤去などに適...

―セメント需要の先行きをどう見ていますか。 「2012年度は復興需要が200万トン加わって4400万トンの国内需要と見ている。3―5年の特需が終わってもインフラ再編などで4200万ト...

―東日本大震災の被災地での復興が本格化してきました。 「被災した大船渡工場(岩手県大船渡市)は5号キルンで2011年11月にセメント生産を再開し、1号キルンでもがれき...

―今年は海外の開発案件で大きな動きが相次ぎます。 「2016年3月期までの5カ年の中期事業計画をあらためて推進する年になる。国内の事業に余裕のあるうちに海外へ積極的に投資する。

―当面のエネルギー需給をどう見ていますか。 「先進国は横ばいだが、新興国の需要が伸びるのは間違いない。供給側は再生可能エネルギーや原子力もあるが、絶対量は引き続き石油や石炭、天然ガス...

―昨年は製油所の閉鎖や太陽電池の新工場稼働など、大きな出来事が相次ぎました。 「グループの京浜製油所扇町工場(川崎市川崎区)を閉めた。日本は設備が過剰で競争力がどんど...

―東日本大震災で被災した千葉製油所の現状は。 「一気に常圧蒸留装置まではいかないが、一部の精製装置など部分的に再開している。とにかく再発防止と安全対策に十分に取り組む。

―業界を取り巻く動きをどう見ますか。 「東日本大震災で想定が大きく変わった。国外に目を移せば、欧州のソブリンリスクに中東情勢の流動化、イラン制裁と多くの問題に直面している。

―まず2012年に成すべきことは。 「当社にとって仕上げの年になる。まず復旧・復興を成し遂げつつ、災害に強い体制を築く。

海洋エネルギーと一口で言っても波力や潮流、海流など「力」を利用するもの、海洋温度差など「熱」を利用するものなどさまざまで、各社が特徴を打ち出している。 ... 川崎重工業は潮の流れを...

―震災に続いて歴史的な円高に見舞われ、民間設備投資は海外へ向かっています。 「海外生産シフトはリーマン・ショック(2008年)後の回復過程から続いている。円高の進展と...

―事業環境が大きく変化しています。 「昨年は自然災害、円高に象徴されるように、日本経済を揺るがす事態が起こり、タイ洪水も産業界に影響を与えた。一方、震災の復旧・復興と、その教訓から建...

情報通信技術(ICT)の新潮流として、「ビッグデータ(大量データ)」の活用が脚光を浴びている。

―昨年は震災、欧州金融不安、タイ洪水と激動の1年でした。 「大変なことが次々に起こり、皆さん本当によく耐えてやっていると思う。震災でサプライチェーンが寸断された製造業の生産も想像以上...

―震災から10カ月。応急復旧支援に始まり原発事故、除染と慌ただしい対応が続きます。 「震災の翌朝には本社から復旧機材を載せたトラックが作業員とともに被災地へ向かい、東京電力の要請を受...

―震災の被災企業を含め、民間設備投資の動きはどうですか。 「(原発事故に伴う)電力不足で先行きを見通せず、現状復旧さえ進まない被災企業もあったが昨夏のヤマを越え、産業...

―東日本大震災後の都市ガス需要に変化はありますか。 「震災直後は家庭用も産業用も落ち込んだ。家庭用は電力供給不足の懸念から広まった節電が、ガスも使わない節エネになってしまった。

「絆」をキーワードにしたマーケティングがこれからの潮流になるものと予測される。

―ガス需要の見通しは。 「2012年以降は石油や液化石油ガス(LPG)から天然ガスへの燃料転換で年間1億立方メートルの新規開発が見込める。すでにガス販売量も東日本大震...

だが、社内の経営資源だけに依存すれば世界の潮流に乗り遅れてしまう。

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