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世界のパソコン市場は個人向けを中心に需要が回復してきたが、低価格なネットブックの増加で単価下落に拍車がかかり各社の収益を圧迫している。
受注回復への期待が高まる一方、受注単価は下落が続いている。単価が上昇していると回答したのはゼロ。「単価下落」が79・1%で8割近くに達し、前回調査の74・2%から悪化した。
家計動向関連では飲食関連で来客数と客単価が上向いたほか、住宅関連で住宅版エコポイント制度や住宅取得資金に関する贈与税の非課税枠が拡大したことが消費拡大に貢献した。
【狭まる領域】 アジアメーカーの攻勢と厳しい経済情勢に挟まれる群馬県の中堅プレス金型メーカー。国内でしかつくれない領域も狭まっており、コスト削減は避けては通れない。そんな中、国内企業が生き残り...
建設業も前渡金の入金などで資金繰りが若干改善されたようだが、「落札単価は下落している」「競争激化で利益が出ない」との声は多い。
一方では「客単価の低下に歯止めがかからない」(北海道のスーパー)などデフレに苦しむ姿も見られ、製造業の間でも受注単価の下落を訴える声が目立った。
