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営業キャッシュフローを見ると、13年4月期を除けば09年から5期中4期でマイナス。本業でキャッシュを生めない実態も垣間見えていた。
財務情報に加え、非財務情報である企業の防災や減災、事業継続対策を審査して、有事の企業信用力やキャッシュフローを生み出す力を測る。
フリーキャッシュ・フローも同4203億円悪化のマイナス2800億円を想定し、成長資金を確保できない状況にあった。
BCM格付融資は、企業の防災や減災、事業継続対策を審査して、有事の企業信用力やキャッシュフローを生み出す力を評価する。
岸本晢夫北越紀州紙社長は「これからキャッシュフローも増えるので、5年間で500億円の戦略投資を続けても財務体質改善が進む」とみており、海外のM&A案件を中心に事業規模の拡大を検討していく。
この3年では500億円以上の安定的なフリーキャッシュフローも生み出せるようになってきた。
商品構成の見直しや資産見直しなど工夫で3年間で4700億円以上のキャッシュフローを創出すると同時に、国内外を問わず成長基盤獲得に向けてM&Aを実施する。
さらに「グローバル経営やキャッシュフロー経営に加え、ダイバーシティー経営も新たな課題だ」といい、多様性も意識しつつ、事業拡大を誓う。
キャッシュ・フロー改善の一環で、近くCBHのエンデバー鉱山の粗鉱生産量を現行比4分の1に当たる月産1万トンに減産する。
客船事業損失や「MRJ」開発費などで、16年3月期のフリーキャッシュフロー(FCF)はマイナス500億円になる見通し。
もちろん、予想損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書といった業績計画や販売・人員計画も併せて提出することになるが、これらの元になる考え方が、知的資産計画である。
2016年3月期のフリー・キャッシュ・フロー(FCF)は2800億円のマイナス(前期は1403億円のプラス)になる見込みで、成長投資に回す資金を確保できない情勢だ。
同時に投資を営業キャッシュフローの一定枠内に厳選して運転資金の回転率を高めることをやかましく言い続け、1000億円以上の削減効果を生み出した。
