記事検索結果

慶大など、「滑脳症」iPS細胞で再現−脳神経突起、伸びに異常（2016/7/21 科学技術・大学）

その結果、重症患者由来の神経細胞で、細胞周囲に発生する神経突起が長く伸びない障害が現れた。 ... 同iPS細胞から神経細胞の基となる「神経前駆細胞」を作製。同前駆細胞と、神経細胞へ...

マウスの生きた脳でゲノム編集−米研究所の日本人研究者ら、高精度に改変（2016/5/13 科学技術・大学）

マウスの胎児の実験で、脳の神経細胞に分化する前の「神経前駆細胞」の遺伝子を組み換えたたんぱく質が作られることを確認した。... 「SLENDR(スレンダー)法」と名付けた同手法を使い、...

大阪市立大学大学院医学研究科の中村博亮教授、上村卓也病院講師らは、マウス由来iPS細胞(人工多能性幹細胞)と組み合わせて作製した人工神経を用い、末梢(まっしょう)神経を...

理研、ヒトES細胞から小脳神経−3割分化誘導（2015/1/30）

マウス由来ES細胞での培養法を改良してヒトES細胞に適用したところ、ES細胞全体で見ると大部分が神経前駆細胞となり、約3割が神経細胞「プルキンエ細胞」に分化することを確認した。プル...

探訪・先端研究/ALS治療に曙光−iPS細胞移植で延命効果（2014/7/4）

このため、研究グループはヒトiPS細胞からグリア細胞に分化する能力を有するグリア系神経前駆細胞に分化させて、ALSの細胞移植での効果を検証した。... そこで計24匹のALSモデルマウスの腰髄に、iP...

京大、ヒトiPS細胞由来グリア神経細胞でALS移植治療に道（2014/6/27）

京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の近藤孝之研究員、井上治久教授らの研究グループは、ヒトiPS細胞(人工多能性幹細胞)由来で、神経細胞や中枢神経系を構成するグリア細胞...

研究グループは臨床応用をにらみ、マトリゲルの代替として接着たんぱく質のラミニンを合成したものでヒトiPS細胞を培養し、ドーパミン神経前駆細胞を誘導した。高密度な培養で、従来比20倍の神経前駆細胞を得ら...

iPS再生医療、産業化へ民間結集−安全基準など共通化必要（2013/7/18）

iPS細胞(万能細胞)などを活用した再生医療の研究開発を支援する、文部科学省の「再生医療実現拠点ネットワークプログラム」に今年度採択された研究計画30件のうち、10件は民間企業が参加し...

理研、腸管神経系の形成確認−小腸から大腸へ“近道移動” （2012/8/20）

【神戸】理化学研究所の理研発生・再生科学総合研究センターの榎本秀樹神経分化・再生研究室長らの研究チームは、大腸の腸管神経系のもととなる細胞集団を同定した。... 研究室では紫外線の照射によって色が変わ...

嗅覚神経細胞の元になる嗅覚神経前駆細胞が細胞分裂するたびに、同シグナルが繰り返し活発になることを発見した。 ... 細胞内での同シグナルとハムレットの働きの組み合わせで、異なる嗅覚神...

理研、ES細胞から神経細胞へ分化させるたんぱく質解明（2011/2/17）

実験ではマウスES細胞を用いて、ES細胞が神経前駆細胞へ分化するごく初期の段階で発現を始める遺伝子を探した。次に絞り込んだ29個を1個ずつ、ES細胞の中で発現させた結果、細胞核の中にあるZfp521と...

東大、ショウジョウバエ体毛が一定間隔で生える仕組み解明（2011/1/28）

神経細胞が作られた周辺には新しく神経細胞が生まれず、一定のスペースで神経細胞が配置される「側方抑制」と呼ばれるモデルが主流だった。ショウジョウバエが持つ、神経細胞になる前段階の「神...

慶大、脳神経回路形成を解明−伸びる方向導く分子特定（2010/8/12）

神経幹細胞や神経前駆細胞の目印となるたんぱく質「Musashi(ムサシ)1」が、神経細胞の伸長する方向を導くたんぱく質の一つである「Robo(ロボ)3」を作らせ、神経回...

国立循環器病センター研究所などの研究グループは、新たな神経細胞を生み出す「神経幹細胞」のような細胞集団が、大脳皮質の表面を覆う膜の直下にあることをラットの実験で発見した。成長発達が終了した脳では、脳の...

【60年前に仮説】悪性脳腫瘍が、神経幹細胞や神経前駆細胞を起源とした形質転換細胞集団であるとする仮説は、60年以上も前から提唱されている。... これらの結果を合わせると、変異を獲得した神経...

理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹グループディレクター、綿谷崇史リサーチアソシエイトらは、マウスとヒトの胚(はい)性幹(ES)細胞から体の恒常性をつか...