原料の鉄スクラップ価格は約2カ月にわたり停滞。... 足元の市中実勢価格はベースサイズ(SD295、16ミリ―25ミリメートル)のメーカー直送品がトン当たり5万8000―5万9000円...

4月契約分の値上げ玉も入荷が進むが、価格転嫁は難航。... 東鉄の値下げ、スクラップ価格の急落などで先安感が台頭。

販売価格を構成する要素のうち、原料ニッケル価格は前回算定値から13%下げたが、他のコスト分から成る「ベース価格」を2008年7月以来4年ぶりに引き上げて、相殺した。... クロム系は原料のクロ...

4月中旬以降原材料の鉄スクラップ価格が反落したことも、荷動き低迷につながった。... 4月はその反動で需要が低迷したうえ、スクラップ価格の反落で先安感が醸成され、需要家に様子見が広がった。メーカーの値...

原材料の鉄スクラップ市況に大きな変化がないことから、販価を据え置くことにした。... 同社では需給状況を勘案した慎重な引き受けを継続し、スクラップ価格の動向を注視する。

東京製鉄が18日から宇都宮工場の買値(炉前価格)を500円引き下げ、他の電炉・湾岸シッパーも軒並み同額を下げた。... 流通も買い入れ価格を見直し、同品種は前週より500円安いトン2万...

原材料の鉄スクラップは海外市況の回復から反転に転じたものの、需要に力強さが見られず、販価を据え置き先行きを見極める必要があると判断した。... 一般形鋼市場も流通在庫は適正水準を維持するものの、荷動き...

東京製鉄は20日、3月契約の店売り向け鋼材価格を全品種で据え置くと発表した。... 鉄スクラップ価格の上昇も加わり、上げ基調が強まっている。... 当面の生産に必要なスクラップを在庫していた国内電炉各...

国内の鉄スクラップ相場が東西で反発した。... 関東鉄源協同組合が先週開いた輸出向け入札では、H2相当の平均落札価格がトン3万834円(FAS価格)と当時の関東相場を上回った。... ...

2月契約の輸出向けスクラップは平均落札価格が足元の関東相場を上回り、相場を下支えした。「電炉は電気料金が上がる前に増産する」(都内の問屋)との見通しもあり、スクラップ価格は一時的に上昇...

電気料金が引き上げられる4月までに各社が増産に動くとしても「すぐに買値(炉前価格)を上げるかは疑問」(問屋筋)と慎重に捉える向きが目立つ。 ... 国...

鉄スクラップ価格の反発で建材相場に底値感が醸成され、土木工事を中心に新規契約も出てきたようだ。

われわれ流通側は引き続き、扱い数量減少、集荷競争激化など“仕入価格高の販売価格安”による収益圧迫に悩まされそうだ」 ―アルミニウム地金価格の見通しは。 ... 2次...

東京地区の鉄スクラップ相場が反落した。... 季節要因による発生減で米国スクラップ価格が上昇していることも、日本からの調達が促された一因と見られる。半面、欧州の景気後退を受けた中国メーカーはスクラップ...

円高で輸出が減少し空洞化問題が再燃する製造業向けが気がかりとなる」 ―鋼材価格の動向は。 ... 鉄鋼の原材料価格は1―3月に下落が予測されるが、大幅値上げ前の10...

さらに欧州の金融不安で投機的資金が鉄鉱石などに流れてこなくなるため、しばらくは価格は大きくは上がらないと見ている」 ―鉄スクラップ価格が11年11―12月に5000―6000円上昇し...

12月契約の輸出向け鉄スクラップ価格は3カ月ぶりに反発し、想定を上回る高値となった。 中国メーカーは震災直後から国産スクラップの調達を停止。... 先行きの不透明感は強く「国内外とも需要が拡大...

同社は先月、鉄スクラップ価格の下落を背景に12月販価の発表を見合わせた。... 「厳しい価格対応をせざるを得なかった」(同)という。ただ、足元ではスクラップが底入れ・反転。

ただ原料となる鉄スクラップ価格の反転リスクが収益を圧迫。

スクラップ価格が反発して、建材向けのユーザーからの注文も増えてきたことなどから、「確実にこの値上げを固めていきたい」(今村清志取締役)としている。 ... スクラップ...