ANCの活躍の舞台は建築工事にとどまらない。鹿島はANCを山岳トンネル工事の発破作業に適用し、発破に伴う100ヘルツ以下の低周波音を5―10デシベル低減することに成功。また、フジタはANCを都市トンネ...

三井住友建設は山岳トンネル工事の発破作業に伴う低周波音を坑内に設置する延長20―30メートルのスリット付き隔壁で内部空間に吸収し、共鳴させる低減装置「レゾウォールサイレンサー=写真」を開発した...

鹿島は山岳トンネル工事で切り羽(掘削断面)の変位を高精度に計測して土砂崩落を予知する防災警報システム「切羽ウォッチャー」を改良し、測定可能距離をこれまでの2・5倍、100メートルに伸ば...

大林組は山岳トンネル工事において切り羽(掘削断面)前方150メートルを8時間程度でボーリングして地質を予測する前方探査システムを開発した。... 京都府道路公社発注の鳥取富岡宮津自動車...

戸田建設は山岳トンネル工事で油圧式削岩機(ドリルジャンボ)の削孔ロッドに工業用内視鏡を挿入する切り羽(掘削断面)前方可視化システム「DRiスコープ=写真」を開発...

大林組は山岳トンネル工事の発破作業に伴う低周波音を音響管の共鳴現象で低減する消音器「ブラストサイレンサー」を、吸音材式消音器を組み合わせて全周波数帯域対応型(写真)に改良した。... ...

戸田建設は山岳トンネル工事で3次元(3D)レーザースキャナーによる計測値の変化から最終的な収束値を予測する変位予測システム「4D―スーパーNATM」を開発した。山岳トンネル工事では掘削...

東北支店(宮城県名取市)の出先機関として、トンネル工事に使うトンネルドリルジャンボ(写真)などトンネル機械の営業・サービスを強化する。東日本大震災からの復興で多くのトン...

大林組は山岳トンネルの切り羽(掘削先端部)崩壊につながるわずかな地盤の変位を微小電気機械システム(MEMS)傾斜センサーで計測する監視システム「先行天端(てんば...

「夏の早いころには国から工事認可をもらい、秋までに着工したい。ただ工事は用地買収がある程度進んでからになる。... 一方、大深度地下の掘削や南アルプスの山岳トンネル工事といった難工事を不安視する声もあ...

清水建設は27日、山岳トンネル工事で掘削機による打撃振動の前方反射波を捉え、地質の変化を予測できる切り羽前方探査システムを開発したと発表した。... 国土交通省近畿地方整備局発注の近畿自動車道紀勢線十...

鹿島は16日、山岳トンネル工事においてタブレット端末(携帯型情報端末)の内蔵カメラで切り羽(掘削面)を撮影し、色調で風化変質を評価するシステムを開発したと発表した。.....

鹿島はソーキ(大阪市西区)と共同で3次元(3D)レーザースキャナーに画像処理技術を組み合わせ、山岳トンネル工事における切り羽(掘削先端部)や壁面の変位を...

落雷による建設機械の故障を防ぐ事前措置に加え、火薬を使う山岳トンネル工事などの作業実施判断にも生かせる。

フジタは17日、トンネル工事で花こう岩などの固い岩盤をくさびで割るための溝を切る連続穿孔(せんこう)技術「FONドリル工法」をコンクリートダムの撤去工事に適用したと発表した。... 堤...

6月末に完成する国土交通省近畿地方整備局発注の近畿自動車道紀勢線後呂地トンネル(和歌山県田辺市)工事に初めて適用(写真)。... 後呂地トンネルでは弾性波の表面波成分か...

鹿島は11日、山岳トンネル工事の掘削断面を支える支保工の設計で、吹き付けコンクリートの強度を正確に反映してH形鋼サイズを設定できる有限要素法(FEM)解析プログラム「トレーシー」を開発...

ANC技術を山岳トンネル工事に伴う発破騒音の低減に適用したのは国内初という。... 総合評価落札方式で発注される山岳トンネル工事で技術提案する。 山岳トンネル工事では通常、1日に4回...

ハザマはメタウォーター(東京都港区)と共同で、土木工事現場などで発生する濁水を膜濾過を使って浄化する工事濁水処理装置「MH濁水処理システム」を開発した。... ハザマが施工中の山岳トン...

西松建設と戸田建設は山岳トンネル工事に必要なすべての削孔作業の角度を高精度に管理できる補助装置「削孔角度誘導支援システム」を共同開発した。