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氷床減少の主な要因は、西南極での氷床崩壊と考えられる。

いわゆるティッピングポイントと呼ばれる、グリーンランドや西南極の氷床崩壊や、アマゾン熱帯雨林の草原化といった人類の生存をも脅かすような深刻で不可逆な現象が1・5度Cよりも上昇すると生じてしまうから、と...

近年、西南極での氷床融解の加速が観測され、海水準上昇への影響が心配されている。 一方、東南極はその実態がよく分かっていない。

東京大学大気海洋研究所の横山祐典教授らは、温暖化によって、西南極の氷床は500年で完全に消失してしまうことを示した。... 特に、西南極氷床は海底に着底しており、海水温上昇や海流変化など温暖化の影響を...

今までは、氷河の減少が大きい西南極を中心に調査されてきた。だが西南極以外に東南極で最大級の氷河であるトッテン氷河が著しく減少していると指摘されている。

これまで、氷河の減少が大きい西南極を中心に調査が進められてきた。ところが02―15年まで南極の氷の質量損失を見ると、西南極だけでなくトッテン氷河と呼ばれる東南極で最大級の氷河が著しく減少していた。&#...

最悪のシナリオによると、気温が30年までに1・6度C上昇し、西南極氷床も消滅してしまう。

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