記事検索結果

銅、原子・結晶格子間に存在熱電特性要因を九大が発見（2024/10/24 科学技術・大学２）

ノイズを格子平均法で取り除くと、銅原子がスズやテルルの原子配置と重なるように存在した。... さらに結晶格子の隙間にも銅原子が存在した。... 銅添加で性能が向上するため、銅の格子間原子が熱伝導度を下...

金沢大、動摩擦力を解明原子レベルでエネ散逸（2023/10/12 科学技術・大学２）

原子間力顕微鏡で銅基板上の一酸化炭素(CO)を動かして検証した。... 銅の表面に付着したCOを原子間力顕微鏡の探針で動かす。COの炭素が銅原子の直上にあるときは安定するが、銅原子と銅...

銅鉱物のカゴメ反強磁性体、渦巻き磁気構造形成北大・東大が解明（2022/7/14 科学技術・大学）

カペラサイト鉱というカドミウムを中心に銅原子がカゴメ格子状に並んだ物質の磁気構造を求める。... カゴメ格子の三角形に並んだ銅が渦巻き状の磁気モーメントを持ち、磁気構造が試料全体で一様にそろっていた。

新潟大、未知の原理の「銅酸化物超電導体」開発電気抵抗ゼロ・絶縁体（2022/1/21 科学技術・大学）

各層の銅原子の状態を調べるために超高感度核磁気共鳴(NMR)装置を開発した。室温と超電導で計測すると、バリウムとプラセオジムに挟まれた銅原子の応答周波数が高くなっていた。この応答から銅...

理研など、X線パルスレーザーの時間幅短縮非線形光学素子を実用化へ（2021/10/20 科学技術・大学）

銅箔をX線パルスが通過する際に、パルスの前半部分は銅原子に吸収され、後半部分は通過する。... パルス前半部分でX線が銅原子から内殻電子を弾き飛ばして内殻電子を失った「ホロー原子」を作る現象を利用する...

マグネシウム・アンチモン化合物、熱電変換効率7.3%達成物材機構など（2021/4/19 科学技術・大学）

マグネシウムやアンチモンの原子の隙間に銅原子を挿入すると熱振動が伝わりにくくなった。... さらに多結晶体の結晶粒と結晶粒の隙間に銅が入り込み、電気伝導度が単結晶並みに向上した。銅...

阪大、四フッ化エチレンから液晶化合物を合成（2014/11/5）

研究グループは四フッ化エチレンの分子中に含まれる二つの炭素原子に、芳香環や銅をそれぞれ結合させた。その結果、得られた銅化合物は銅原子を芳香環へと置き換えられたという。

金属酸化物の銅原子を銀原子に置き換えることで、酸化物をマルチフェロイック材料に変えることができた。... グループは超高圧合成装置を使い、銅と鉄の金属酸化物から不純物を混入させずに銀と鉄の金属酸化物に...

東大など、銅酸化物磁性体を発見‐乱れに強い量子液体状態（2012/5/25）

東京大学物性研究所の中辻知准教授の研究グループは、名古屋大学、大阪大学極限量子科学研究センター、日本原子力研究開発機構などと共同で、乱れに強い量子液体状態を示す銅酸化物磁性体を発見した。... 銅原子...

物材機構など、周りの環境に反応して動きを変える素子開発（2012/5/24）

素子の材料を硫化銅にすることで、大気中と真空中で電極間の結合度を変えられた。... 硫化銅から放出された銅原子が酸素と反応するためと見られる。

理研、“分子バネ”の合成に成功 -ベンゼン環48個を連結（2010/12/15）

銅原子を使ってベンゼン環同士を緩く結合させた後に直接連結させるという手法を用いて合成した。

海外技術/蘭ライデン大など、CO2を化学原料（2010/1/15）

銅化合物は触媒として再利用できる。... 触媒として使われたのは化合物の中心に銅原子が二つ存在する複核銅錯体。CO2が存在するとこの銅錯体がCO2分子2個に電子を1個ずつ与え、それらCO2がラジカル陰...