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[ 機械 ]
(2015/11/16 05:00)
ジェイテクトは工作機械事業の製品戦略を転換する。モデルチェンジを自動車メーカーのように定期化する考えを取り入れ、ラインアップする製品ごとに「新機種投入→改良・改造→マイナーチェンジ→フルモデルチェンジ」のサイクルを確立。新製品を継続的に投入する体制を整える。
同社はこれまで製品の切り替えを定期にしておらず、看板機種の汎用円筒研削盤のフルモデルチェンジに約20年かかるなど、後継機種の登場までに間が空くことがあった。今後は後継機種への切り替えを定期化して商品力を高める。
ジェイテクトは14年度まで工作機械を製造する刈谷工場(愛知県刈谷市)で生産ラインの流れや設備を刷新する「刈谷ReBORN」を実施。生産能力は以前に比べほぼ倍増し、工数は機種によって6割減になるなど生産効率が高まった。
これからも設備のネット化による効率化を進めるなどして刷新の成果出しを続けつつ、向上した生産能力の裏付けを...
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(2015/11/16 05:00)
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- ジェイテクトの戦略転換は、製品サイクルが10年20年が当たり前だった工作機械業界に新しい風が吹くことになるのか。