- トップ
- エレクトロニクスニュース
[ エレクトロニクス ]
(2015/11/16 05:00)
オムロンは年内をめどに、ドイツの産業政策「インダストリー4・0(I4・0)」で標準通信規格とされる「OPC―UA」に対応したプログラマブルロジックコントローラー(PLC)を投入する。日本の工場自動化(FA)用PLCとしては初のOPC―UA対応となる見通し。欧州で普及が進む同規格に対応し現地市場の開拓につなげる。また国内をはじめ他地域でもFA機器とITシステムの融合が求められると予測し、双方の連携を可能にする同規格を推進する。
新PLCではOPC―UAを介し、他のFA機器のほか解析ソフトなど上位システムとの連携も可能にする。FAとITがつながる新たな仕組みを提供し、工場における稼働データの収集・活用などを促すのが狙いだ。
OPC―UAは今年4月にドイツで発表された「I4・0実践戦略」で標準の通信規格に規定されている。同国のシーメンスやベッコフオートメーションなど欧州の制御機器メーカーは同...
(残り:280文字/本文:680文字)
(2015/11/16 05:00)
※このニュースの記事本文は、会員登録 することでご覧いただけます。
ログインするとこんな内容・詳細が読めます
- インダストリー4・0が実用化段階になり、関連機器メーカーの市場獲得合戦も過熱している。PLC国内大手のオムロンはどんな手を打つのか。