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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/2/25 05:00)
スズキは軽自動車を生産する湖西工場(静岡県湖西市)を刷新する。3本ある車両組み立てラインの1本を3月中に休止し、2018年の稼働をめどに更新する。スズキの国内車両工場への大型投資は08年以来となる。トヨタ自動車や日産自動車、ホンダも新型車や輸出モデルを国内で増産するために生産車種の最適配分を行っている。各社とも国内工場の役割を明確化し、稼働率を高めることで一定生産量を維持する構えだ。
スズキの国内車両工場への大規模投資は08年の相良工場(同牧之原市)の新設以来。休止するラインは湖西工場でもっとも古く、更新時期を迎えていた。現在は軽自動車「スペーシア」を生産する。スペーシアは3月中に残る2ラインの1本に移管し、他の車種もライン間で調整して稼働率を高める。
新ラインの生産規模や投資額は慎重に検討している。軽の量産ラインとしての更新のほか、特定車種を少量生産するコンパクトラインとする案も...
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(2016/2/25 05:00)
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