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[ エレクトロニクス ]
(2016/3/17 05:00)
【京都】京セラは2016年末までに半導体向け樹脂パッケージ基板の新工場を建設し、17年に操業を開始する。京セラサーキットソリューションズ(京都市伏見区)京都綾部工場(京都府綾部市)の第3工場として建設、スマートフォンやタブレット端末向け小型薄型パッケージ基板を増産する。投資額は約150億円。京セラの樹脂パッケージ基板の売上高は600億円程度と見られるが、新工場によって1000億円の大台達成を視野に入れる。
増産するのはカメラモジュールや無線モジュールなどをプリント基板に搭載するためのモジュール基板と、半導体向けフリップチップ・チップスケールパッケージ(FCCSP)基板など。同工場では14年夏に第2工場を稼働したが、成長市場でのシェア獲得を狙い、一層の増産体制を整える。
京セラはセラミックパッケージ基板では圧倒的なシェアを誇るが、樹脂パッケージ基板は後発だ。樹脂パッケージ基板はサーバーや...
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(2016/3/17 05:00)
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