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[ ICT ]
(2016/3/21 05:00)
日立建機は2016年度から、主力の土浦工場(茨城県土浦市)など茨城県内にある5工場で、モノのインターネット(IoT)と省エネルギーを融合させた工場改革に乗り出す。部品の加工状況を逐次把握し、電力監視システムと連携して節電につなげる。完成品の塗装ブースの省エネなどにも取り組み、5工場の16年度のエネルギー原単位を10年度比30%以上削減することを目指す。
土浦工場の一部で16年度後半に運用を始め、17年度以降に導入範囲を広げる。一連の費用として16年度に数億円を投資する。
部品加工工程では、レーザーマーカーで部品や工具に識別番号を刻印し、どの部品をいつ、どんな工程で加工したかといったデータを自動的に蓄積。そのデータと工場内の電力量を見える化するシステムをリンクさせる。
加工工程で使用量が変動した点を見つけ、原因を究明して節電手法を検討する。使用量の増加から加工不良を見つける手法も検討す...
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(2016/3/21 05:00)
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