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[ 化学・金属・繊維 ]
(2016/4/6 05:00)
英豪資源大手のリオ・ティントのサム・ウォルシュ最高経営責任者(CEO=写真)が5日、都内で会見し、天然資源生産にビッグデータや人工知能(AI)などのITを活用し、収益を高める方針を示した。その上で「IT分野でも日本企業との関係を深めたい」とした。資源価格下落で事業環境が厳しさを増していることを受け、採掘や輸送などのコストをITで低減し、業績回復につなげる。
複数の鉱山の一括統合管理や重機の自動運転化などを推し進め、鉱山操業を効率化する。「(IT活用で先行している鉄鉱石に加えて)銅や石炭の生産でもビッグデータ活用を進めている。ほかの資源生産にも広げる」と強調した。また「投資は大幅に減らしたが、研究開発費は一定額を維持する」とした。
<日本企業とのさらなる協業に意欲>
英豪系リオ・ティントのサム・ウォルシュ最高経営責任者(CEO)と鉄鉱石部門トップのア...
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(2016/4/6 05:00)
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