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[ 建設・住宅・生活 ]
(2016/4/6 05:00)
花王はサプライヤーに対し、倫理面での事業リスク管理を強化する。世界最大規模のサプライヤー倫理情報共有プラットフォーム「Sedex」に加盟する国内の取引先企業を、年内に現状の約3倍にあたる100社に引き上げる。2015年の主要国首脳会議では労働条件に配慮した「責任あるサプライチェーンの推進」が首脳宣言に盛り込まれた。企業の社会的責任(CSR)として、労働環境や人権への配慮が一層求められている。
Sedexは世界各国のバイヤー企業とサプライヤー企業の間で倫理情報が共有できるプラットフォーム。英非営利団体が運営し、世界150カ国、3万9000社以上の企業や工場などが会員となっている。
サプライヤーはSedexに入会し、世界共通のアンケートに回答する。Sedexは労働基準、健康と安全、環境、ビジネス倫理の四つの観点を中心にサプライヤーの問題点や改善状況を調査。バイヤー企業が評価・管理する。...
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(2016/4/6 05:00)
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