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[ 金融・商況 ]
(2016/4/6 05:00)
三菱UFJ信託銀行は海外ファンドの管理残高を2017年度末までに現在の約35兆円から50兆円規模に引き上げる。同社はヘッジファンド向け資産管理で世界シェア7位。1日に就任した池谷幹男社長は買収戦略を加速し「フルラインでの提供でトップ5を目指す」と語った。国内で培ったノウハウを生かしながら、重要戦略分野の資産管理業務を三菱UFJフィナンシャル・グループの収益の柱に育てる。
ファンド資産管理業務は運用資産の価格を算出したり、投資家向け報告書を作成したりする。残高に比例し安定した手数料収入が見込める。
市場の成長性は高いものの、金融規制対応で欧米の金融機関の一部が事業売却を推進し、寡占化が進む。ファンド管理でフルラインでサービスを提供できるのは世界でも10社に満たないという。
三菱UFJ信託はファンド管理業務で直近3年で海外事業会社を4社買収。管理残高は約10倍になった。16年4月にはプラ...
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(2016/4/6 05:00)
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- 三菱UFJ信託銀行は海外ファンドの管理残高を2017年度末までに現在の約35兆円から50兆円規模に引き上げる。シェア拡大に虎視眈眈(こしたんたん)。