【熊本地震】企業動静 足利銀行、全店に募金箱

●足利銀行、全店に募金箱

足利銀行は熊本県で発生した地震の被害者の支援や被災地の復興のため５月３１日まで同行全営業店窓口の約１５０カ所に「平成２８年熊本地震災害義援金」募金箱を設置する。

●栃木銀行、９２カ所に募金箱

栃木銀行は熊本地震の被害者支援や被災地復興のため「熊本地震義援金　募金箱」を全営業店窓口計９２カ所に設置する。

●東京証券取引所、決算発表延期容認

東京証券取引所は熊本地震の被災企業に対し決算発表延期を認めると発表した。通常は期末４５日以内の発表を求めているが、同地震が理由の場合は決算発表延期を容認。業績予想開示が困難な場合も同様に開示を求めない。事業が一時的に停止しても、監理銘柄および上場廃止の対象とすることはない。

●東京センチュリーリース、子会社の社員無事

東京センチュリーリースは熊本県に拠点がなく直接的な被害はない。福岡営業部（福岡市博多区）が顧客の被災状況を確認中で、顧客からの相談があれば丁寧に対応している。グループ会社の日本カーソリューションズの中九州支店（熊本市中央区）は多少の被害はあるものの社員などは無事のため、業務を継続。同じくグループ会社のニッポンレンタカーサービスは熊本県内に５営業所ある。熊本空港の営業所は一部被害を受け、実質休業状態にあったが１９日に通常営業を再開した。

●リコーリース、社員の無事確認

リコーリースは南九州営業所（熊本市東区）の社員の無事を確認した。だが営業所の入居する建物が被害を受けた。所長は現地に残り、直近で商談のあるお客に商談を継続するかどうかの確認をしている。残る社員は福岡市博多区の九州支社に移り顧客の被災状況などを確認するなど、業務を継続している。