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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/4/26 05:00)
三菱自動車の燃費不正問題で、軽自動車市場の優勝劣敗が鮮明になりそうだ。供給先の日産自動車を含め不正対象となった軽自動車の軽市場に占めるシェアは計10%程度。相川哲郎三菱自社長は「2―3カ月の生産・販売停止は覚悟している」としており、しばらくは月1万台分の新車が市場から姿を消すことになる。軽上位組がさらに支配力を高める可能性がある。
「まだ事が起きたばかりで営業活動に変化はない」。首都圏のスズキディーラーはこう話す。スズキやダイハツ工業がシェア3割を占めているのに比べ、三菱自と日産の軽のシェアはもともと大きくない。敵失をすぐさま商機につなげるというよりも、冷静に事の成り行きをうかがっているようだ。
2015年度の日産と三菱自の軽を含む国内販売はそれぞれ57万3000台、10万2000台だった。このうち不正対象の日産「デイズ」は14万台、三菱自「eK」4万3000台売れた。それぞれ国内販売...
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(2016/4/26 05:00)
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