[ ICT ]
(2016/5/15 05:00)
(ブルームバーグ)米グーグルは地図サービス「グーグル・マップ」を既に世界的に展開しているが、次世代マッピング技術を応用してさらに大きな計画を立てている。
アルファベットの子会社であるグーグルは「プロジェクト・タンゴ」チームを通じて、数インチ単位での屋内の3次元(3D)マッピング技術開発を目指しており、その過程で仮想現実(VR)に応用し利益を生み出したい考えだ。
事情に詳しい関係者によれば、グーグルは年内に同技術を大きく発展させ、最終的にはユビキタス化を狙う。グーグルは今月18-20日にシリコンバレーの本社近くで開催する開発者会議で進展状況を明らかにする予定。
「プロジェクト・タンゴ」ではアンドロイド端末(スマートフォン・タブレット)にソフトウエアのほか、カメラや深度センサーを搭載する。グーグルの研究所で2年余り前に始まったプロジェクトだが、同社は今年、これを主流に加えようとしている。
グーグルの広報担当、ジーナ・シリャーノ氏はコメントを控えた。
(2016/5/15 05:00)