[ その他 ]
(2016/5/19 05:00)
日刊工業新聞社が20日発売する月刊誌「工場管理6月号」は「人材難時代に備えよ!”見える経営“VMによる工場まるごと革新の進め方」を特集する。中部産業連盟が提唱するマネジメント手法「VM(VisualManagement)」のアプローチ方法を解説する。
VMはモノや業務を見えるようにすることで問題やムダを早期発見し、適切な対策を講じる。これらのPDCAサイクルを確実に回せるようになる。そして、全員参加で取り組むことにより個々の戦力を高め、現場力向上や経営革新を実現するマネジメント手法として注目されている。
特集では生産、間接部門の工場全域で進めるVMのポイントを指南し、実践例を紹介する。例えば、原田伸銅所(埼玉県戸田市)は、操業まもない仙台工場の若手人材の底上げを目指してVMを導入した。日本ブレーキ工業の子会社である佛山捷貝汽車配件有限公司(中国広東省)は、日本のVM活動に倣い、5Sでモノの見える化を徹底。職場環境の改善で生産効率が向上し、従業員のモチベーションも上がった。事例では、VMで成果を上げた4社の取り組みを紹介する。
(2016/5/19 05:00)