[ ICT ]
(2016/6/10 05:00)
(ブルームバーグ)米アップルは、カリフォルニア州クパチーノの新本社「キャンパス2」の屋上にある太陽光パネルが生み出す電力の余剰分を販売する計画だ。米グーグルの親会社アルファベットに続き、エネルギー市場への参入を目指す。
子会社アップル・エナジーが、新本社の太陽光パネルと水素燃料電池のほか、オレゴンやノースカロライナ、カリフォルニア、ネバダ、アリゾナ各州にある太陽光発電所・水力発電所・バイオガス施設からの電力の販売を米連邦エネルギー規制委員会(FERC)に申請した。アップルがFERCに6日提出した 申請書類で明らかになった。この申請については9to5Macが先に報じていた。
アップルは新本社に来年移る予定。同社とグーグルのエネルギープロジェクトへの投資は、電力業界以外では最大級の規模。アップルの申請が認可されれば、8月5日から電力会社を通さない直接販売が顧客に対して可能になる。グーグルは2010年に同様の認可を得ている。
原題: Apple Plans to Sell Excess Rooftop Solar Energy From New Home(抜粋)
(2016/6/10 05:00)