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[ ロボット ]
(2016/6/15 05:00)
クラボウは産業用ロボット向け画像センサーシステムの開発に着手した。染色工場向けを源流とするカメラ画像検査システムの知見を投入。“ロボットの目”をつかさどる汎用性の高いシステムとして商品化を狙う。2016年内にもコンセプトモデルを完成し、17年からマーケティング活動を本格化する。長期的に50億円規模の事業に育成する。
モノの形状や位置を認識するためのセンサーシステムを構想している。測距カメラ、ステレオカメラ、3次元カメラ、色カメラなど各種センサーを駆使して位置情報を統合し、ロボットの制御に必要な情報を供給する。
例えば生産ラインで、ばら積みの部品の山から、必要な部品を拾い上げる自動化工程での採用を想定する。先行他社も多い領域だが、強みとする色認識やカメラとソフトウエアの調整、画像信号の処理技術などで自社の特色が出せると見る。
クラボウの画像センサーシステムはこれまでプリント基板やシート...
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(2016/6/15 05:00)
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