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[ 機械 ]
(2016/6/16 05:00)
三菱電機は約100億円を投じ、工作機械用コンピューター数値制御(CNC)装置などを生産する中国・江蘇省常熟市の工場を拡張する。2017年春稼働予定で、生産規模は現状の倍近くになる見通しだ。工場の自動化が加速する中国で、CNC、サーボモーターなど工場自動化(FA)機器の生産を増やし、競争力を底上げする。FA関連事業は中国向けを牽引(けんいん)役に、アジアで年率2割近くの成長を目指す。
三菱電機は現地生産会社「三菱電機自動化機器製造常熟」の拠点を増設する。敷地面積3万3150平方メートルの既存工場の近隣にほぼ同規模の用地を確保して、2階建ての新工場の建設に着手した。
土地、建物と、順次導入する生産設備を足すと、最終的に投資額は100億円近くになるとみられる。中国で開発したCNCなど現地向け製品を即納し、シェア拡大につなげる。
中国では人件費高騰や労働力不足により工場の自動化が進んでおり、...
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(2016/6/16 05:00)
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