[ その他 ]
(2016/8/2 05:00)
■ランキング・ベスト10(7/25~7/29)
1位 研究開発費、トヨタ1兆円で首位−本社R&Dアンケート、全体は2.5%増で7年連続プラス
2位 JAXA、半導体の高性能単結晶を作製−PC・スマホ処理性能が2-10倍に
3位 京大、最適なiPS細胞の選択に道-血液細胞への分化能の予測法発見
4位 化学各社、自動走行システムの関連部材を相次ぎ投入−10年後5兆円規模の市場開拓
5位 熊本地震/熊本城の「奇跡の一本石垣」補強−やぐらを鉄骨で仮支え
6位 富士電機、IoT向けFA機器提案強化-18年度売上高、倍増の300億円に
7位 日本マクドナルド、ポケモンGOとコラボ−店内で「ジム」や「ポケストップ」提供
8位 ポケモン相場終幕?−関連銘柄総崩れ、任天堂株ストップ安
9位 いすゞ、中国・慶鈴汽車と大型トラック開発−現地で製販、輸出も視野
10位 ファナック、経営体制を刷新−稲葉会長兼CEO・山口社長兼COOに聞く
■解説:研究開発費、トヨタ1兆円で首位−本社R&Dアンケート、全体は2.5%増で7年連続プラス
日刊工業新聞で毎年恒例の主要企業を対象にした研究開発(R&D)アンケートによれば、2016年度の研究開発投資額(計画)合計は前年度実績比2.5%増で、7年連続のプラスとなった。うち、力を入れる分野で最も多いのが回答した230社の68%(複数回答)を占める「環境・エネルギー」。ニーズが高く、ほとんどの企業に関係する裾野の広さも影響しているようだ。
さらに、IoT(モノのインターネット)や人工知能(AI)の人気ぶりも今回の大きな特徴。5位の「ビッグデータ/IoT」が前回より15ポイント増の36%、6位の「ロボット/AI」が同じく約2倍の27%で、前回5位の「安全・防災」(24%)を上回った。企業としては投資に対する成果がより求められる中、「重点領域の設定と戦略的なテーマへの重点投資」(パナソニック)というように、メリハリをつけた投資姿勢も目立つ。
(2016/8/2 05:00)