[ その他 ]
(2016/8/19 05:00)
日刊工業新聞社が20日発売する月刊誌「工場管理9月号」は「儲けを生む物流改善ノウハウ」を特集する。物流業務に潜むムダに着目し、改善のポイントを解説する。
工場内で運搬する「構内物流」、完成品を顧客に送り届ける「輸送」、製品を運ぶ際の包装形態「荷姿設計」、そして「物流事業者」「海外展開」「人材育成」の六つの物流テーマについて、改善の着眼点を解説し、それぞれの企業の取り組み事例を紹介する。
工場の主役である生産ラインで、いかにムダのない動作で効率良くモノづくりができるかをサポートするのが構内物流部署の役目。主役が決められた通りの仕事をさせるための監督としての役割も担っているという。事例では、生産ラインへの“お膳立て”に徹した日置電機における取り組みを紹介する。
製造業における中枢は利益に直結する生産部門とされ、改善が行き届きやすい。一方、改善の目が向けられにくいのが物流部門。物流コストは売上高の約5%を占めると言われ、改善すれば大きな利益を生み出せる。物流の新しい考え方と儲(もう)けるヒントを提供する。
(2016/8/19 05:00)