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[ 商社・流通・サービス ]
(2016/8/31 05:00)
セブン―イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長、03・6238・3711)は防災科学技術研究所と共同で、コンビニエンスストアを活用して積雪状況を把握する実証実験に乗り出す。防災科研が積雪の深さや重さを感知するセンサーを開発して店舗の屋根に設置し、積雪データを分析。セブンは積雪時に遅滞なく配送できるルートの設定に活用する。コンビニが担うライフライン機能を果たすため、事業継続計画(BCP)を強化する。
両者は9月1日に連携協定を締結し、12月をめどに実証実験を始める。得られたデータはセブンが活用するが、将来は地域自治体への提供も検討する。
実験では雪の重さを量る「積雪重量計」と、雪の深さを測る「積雪深計」の2種類のセンサーを平屋建て店舗の屋根に設置する。センサーが取得するデータを防災科研に集約し、どの地域に雪がどの程度降っているか、これからどれくらい降るかを分析する。
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(2016/8/31 05:00)
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