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[ 環境・エネルギー ]
(2016/9/1 05:00)
パナソニックは水問題が工場操業に影響を与える「水リスク」について、2018年度までに世界全254工場の評価をする。米シンクタンク「世界資源研究所(WRI)」などの評価ツールを使い、水不足が起きる可能性や規制を点検する。リスクが高い工場は節水や排水再利用の対策をする。水問題を経営リスクと捉える製造業が増えている。日産自動車やトヨタ自動車、ソニーなどは調達先の水使用量も調査している。
パナソニックはWRIのほか、世界自然保護基金(WWF)の評価ツールや各国政府のデータベースも水リスク評価に活用する。各ツールで工場が立地する地域の10年後の水量を予測する。工場によっては現地調査もする。
評価結果から事業への影響を精査する。対策が必要な工場は節水目標の設定や排水を繰り返し使える浄化設備を導入する。これまで拠点別の水使用量は把握してきたが、全体像を調査して優先順位を決めて踏み込んで対応する。
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(2016/9/1 05:00)
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