[ ロボット ]

東芝、郵便物の住所をAIが判別−英・仏語対応、仕分けシステム向け

(2016/9/21 05:00)

精度9割超-多言語対応で海外展開

東芝は人工知能(AI)を使って郵便や小包に英語やフランス語の手書き文字で書かれた住所を認識する技術を開発した。文字や単語ごとの候補を抽出しつつ住所データベースと照らして住所を9割以上の精度で認識する。東芝は郵便番号や宛名を高速で読み取って仕分けするシステムに強く、海外展開を進めている。多言語対応を進めて多くの国での採用につなげる。

海外、特に新興国では宛先を書く際に郵便番号を書かなかったりストリートだけ書いてあったりなど、人手でも仕分けに苦労するケースが多い。筆記体も読み取り難い。仕分けの自動化には、従来の光学式文字読み取り装置(OCR)より的確に手書き文字を読み取る技術が必須となる。

  • 東芝のあて名読み取り装置

今回、AIの技術であるディープラーニング(深層学習)と、事後確率という手法のアルゴリズムを読み取り...

(残り:359文字/本文:759文字)

(2016/9/21 05:00)

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