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[ 建設・住宅・生活 ]
(2016/10/6 05:00)
大林組と大裕(大阪府寝屋川市、飯田浩二社長、072・829・8101)は5日、油圧ショベルを無人で操作できる遠隔操縦装置「サロゲート=写真」を共同開発したと発表した。コマツの油圧ショベルに装着でき、危険が伴う災害復旧の現場などで無人化施工に活用できる。同装置を装着したまま搭乗者による操縦も可能で、作業環境に応じて使用できる。
新開発の遠隔操縦装置は、電気モーターと電動シリンダーを用いた構造。油圧ショベルを改造することなく、容易に着脱できる。遠隔操縦と搭乗者による操縦への切り替えは、操作レバー部にあるピンの着脱により約3分でできる。
今後は取り付け金具を工夫し、コマツ以外の油圧ショベルにも対応させる。また油圧ショベル以外の建設機械への適用も検討する。
災害復旧では一般的に、二次災害を防ぐため、遠隔操縦できる油圧ショベルを活用している。ただ、従来機は高額で、台数が少ないなどの課題があった。
(2016/10/6 05:00)
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