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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/10/14 16:30)
三菱航空機(愛知県豊山町、森本浩通社長、0568・39・2100)が開発中の国産小型ジェット旅客機「MRJ」の試験2号機が13日、飛行試験中に能登空港(石川県輪島市)に緊急着陸していたことがわかった。地上で確認したい事項が生じたためで、飛行に影響がある不具合が起きたわけでないという。14日15時時点でも、同空港に駐機している。MRJが飛行試験中、予定外の着陸をするのは初めて。
試験2号機は13日14時22分に愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)を離陸し、16時9分に能登空港に着陸した。当初は着陸せず、名古屋空港に戻る予定だった。三菱航空機は確認作業を終え、離陸する時期については明らかにしていない。
MRJの試験機のトラブルでは、1号機が8月末に飛行試験の新拠点の米国に出発したが、2日連続で空調の監視システムの異常によって引き返している。1号機は9月末に米ワシントン州の空港に到着し、17日以降にも試験を始める。
(2016/10/14 16:30)