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(2016/10/24 05:00)
【山形】山形県で開かれていた「第54回技能五輪全国大会」は23日、若手技能者約1300人の選手が出場し、「旋盤」「精密機器組立て」「メカトロニクス」などの全41職種の競技を終えた。閉会式・表彰式は24日に山形県総合運動公園(山形県天童市)で開く。
「自動車板金」に出場した富士重工業の大野諒雅選手は「難易度の高い課題だった」と振り返った。地元の天童市からは「フライス盤」に管製作所の斎藤大嗣選手が初出場。制限時間内に作品を仕上げ、思わずあふれた涙をぬぐって「うれしいです」と一言。応援団から拍手がわいた。
山形大会の優秀選手は、2017年10月にアラブ首長国連邦・アブダビで開かれる「第44回技能五輪国際大会」に出場する。「情報ネットワーク施工」は日本代表の国際大会7連覇を目指しており、競技責任者の菊池拓男主査は「国内大会で弱い部分を鍛えて、世界で勝ってほしい」とエールを送る。
(2016/10/24 05:00)