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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/11/15 05:00)
【トーランス(米カリフォルニア州)=池田勝敏】ホンダは北米市場向け車種の開発を現地に移管する。車両の基本性能を決める「プラットフォーム(車台)」を米国で開発し、同車台を採用した車種を2020年前後に発売する。車台開発はこれまで日本の拠点が主導しており、ホンダが海外で車台から車両まで一貫して開発するのは初。開発現地化で、車両の性能や仕様を現地の需要に応じやすくし、商品の競争力を上げる。
現在、ホンダは北米地域専用車としてスポーツ多目的車(SUV)「パイロット」やピックアップトラック「リッジライン」を販売している。これらと同じ車格の車に採用する車台の開発を、米開発拠点「ホンダR&Dアメリカズ(HRA)」で始めた。
原則として日本の技術者は関与せず、HRAに開発作業を一任する。同車台に載せる車体などの開発を経て、北米地域専用車として売り出す。自動運転やつながる車など新分野の台頭で全社的に開発...
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(2016/11/15 05:00)
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